元衆院議員で自民党東京都連最高顧問の石原伸晃氏(68)が23日、BS日テレ「深層NEWS」(月~木曜午後6時58分)に出演。
夏の参院選に出馬せずに、政界を引退すると表明した。
「(出馬へ)そのつもりでいた」が他の候補者の擁立が決まり、「邪魔するのも大人げないかということで。36年間、政治活動を続けてきたがいい潮時だなと考えまして、一線からは退いて外から政治を見ていこうと決めました」と説明。
参院選だけでなく「他の選挙も出ません」と断言した。元東京都知事の石原慎太郎氏を父に持つ石原氏は1990年に衆院初当選。国土交通相や経済再生担当相、党幹事長、政調会長を歴任し自民派閥の石原派(現森山派)を率いた。2021年の衆院選は選挙区で敗北し、比例復活もできなかった。
岸田政権では内閣官房参与を一時務めた。
23年6月には次期衆院選の不出馬を表明し「2年後の参院選に焦点を絞り、東京で再挑戦したい」と意欲を示していたが…。
文:BEST T!MES編集部