ドジャース大谷翔平投手が31歳の誕生日を迎えた5日(日本時間6日)、本拠地・アストロズ戦に「1番・投手」で先発登板し、2回で31球を投げて、1安打無失点、3奪三振で降板した。最速は100.9マイル(約162.4キロ)だった。
「1番・投手兼DH」で投手復帰後4度目の先発登板。
日米通じて初のバースデー登板の試合前には祝福ムードに包まれた。 MLB公式インスタグラムは「31歳の誕生日おめでとう」と祝福。
おもちゃのバットを持っている大谷の幼少期の写真を掲載し「彼は赤ちゃんの頃から強打者だった」とメッセージを添えた。
MLBの公式SNSが、選手の誕生日を祝うのは異例だ。地元メディア「スポーツネットLA」も大谷の誕生日を祝福。
「神話であり、伝説である、唯一無二の大谷翔平、誕生日おめでとう」と賛辞を贈った。さらに、試合前にはこの日の対戦相手であるアストロズのジョー・エスパダ監督も祝福メッセージ。
報道陣から大谷が誕生日であることを振られると「Happy birthday, Shohei」と笑顔で異例のコメント。
続けて「我々にはゲームプランがある。そしてね、できれば彼がそう長くマウントにいないことを願うよ。彼がケガから復帰しつつあるのは知っているけど、ただひとつ言いたいのは、“翔平、誕生日おめでとう”ということだ」と早期KOを誓いつつも、再び祝いのメッセージを添えた。
「3、2、1」とカウントダウンを始めると、ファンが一斉に「Shohei,Happy birthday!」と試合前調整を行う大谷にメッセージを届けた。
キャッチボール中だった大谷もこの声援が耳に入ったようで、手を上げてファンの声援に応えていた。また、ドジャースタジアムのグラウンドキーパーも「Happy birthday」を意味する「HB,SHO」と文字をグラウンドに記す粋な祝福を行った。
文:BEST T!MES編集部