学歴詐称が問題の静岡県伊東市の田久保眞紀市長は13日、市議会の百条委員会に出頭。
証人尋問に応じたものの、「除籍の事実を知ったのは6月28日」と従前からの主張を繰り返した。
同市長は卒業や卒業証書に対する認識を問われ、「除籍である、卒業していないという事実を知ったのは6月28日」と従来通りの回答。
さらに、質疑応答がかみ合わない場面や広報誌の編纂に関わる事項に質問が及ぶと「回答を差し控える」と立て続けに証言を拒否する場面も。
そのため、証人尋問では提出を取り止めた理由も問われたが、同市長は「状況が刻々と変化しており、その都度、弁護人と相談し、どのようにするのか決めており、その結果として今がある」と答えた。
百条委員会では証人尋問などを終えたあと、東洋大学に対して行った『文書照会の回答』について委員に内容が共有される見通しという。
文:BEST T!MES編集部