ダイヤモンドバックス戦に先発したドジャースの山本由伸(27)は、立ち上がりから快調なピッチングを披露。
3回まで3奪三振のパーフェクトピッチングを見せ、打線も1回に大谷翔平(31)の右安打から2点を先制した。
山本は4回1死から、マルテの意表をつくセーフティーバントで初安打を許すと2死一、二塁からデルカスティーヨに右前への適時打を許した。
3対1の5回、6回も3者凡退に打ち取り、7回のマウンドへ。今季自己最長タイの7回は、1死からデルカスティーヨに右安を許したが、ロックリアを10個目となる空振り三振。
トーマスが放った左前への飛球を、キケ・ヘルナンデス内野手(34)がダイビングキャッチして助け、12勝目の権利を持って降板したが…。
8回からタナー・スコット投手(31)がマウンドに上がり、2死から連打を浴び、キャロルにまさかの同点3ランを献上。
この瞬間に山本の12勝目は消えたが、スコットが山本の勝ちを消すのは今季3度目だった。
山本は7回を98球、4安打1失点の快投。
直球の最速は97・7マイル(約157キロ)をマークし、今季自己最多タイの10奪三振を積み重ねる圧倒的なピッチングだったが…。
試合は代打スミスのサヨナラ本塁打で、ドジャースが勝利をおさめた。
文:BEST T!MES編集部