旭川市で腸炎ビブリオによる食中毒発生!弁当を食べた144人が...の画像はこちら >>



 旭川市保健所は2日、旭川市内の飲食店で集団食中毒が発生したと発表した。



 食中毒が発生したのは、旭川市東鷹栖の昼食宅配弁当専門店「昼めし屋」。



 8月27日午前9時15分ごろ、「8月25日正午ごろに弁当を食べた同一グループのうち、複数人が下痢や腹痛などを呈している」という連絡があったという。



 保健所によると、8月25日に昼めし屋で調理された魚の揚げ物やザンギ弁当などを食べた692人中、13歳から81歳までの男女144人が下痢や腹痛などの症状を訴えた。



 保健所は、有症者の共通食が昼めし屋の弁当に限られることや複数の有症者の便から「腸炎ビブリオ」を検出したことなどから、この弁当を原因とする腸炎ビブリオによる食中毒と断定した。



 ほとんどの有症者は回復傾向だが、このうち60代の男性1人が死亡している。なお、食中毒との因果関係は不明。



 保健所は9月2日の1日間、営業停止命令を出したが、店は8月29日から営業を自粛している。



文:BEST T!MES編集部

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