お笑いコンビ「野性爆弾 」のくっきー ! (49)が15日、NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜午後8時)に重要な新キャストとして出演が決まった。お笑い芸人でありながら画家としても活動するくっきー!の起用は、NHKらしからぬ変化球キャスティングとして早くも注目を集めている。
放送100年を迎える今年の大河は、日本のポップカルチャーの礎を築いた蔦屋重三郎が主人公。
大河ドラマ初出演となるくっきー!が演じるのは、後の葛飾北斎となる勝川春朗 役。
子どもの頃から絵に親しみ、勝川派の門下に入って浮世絵を学び、蔦重(横浜流星)の耕書堂を訪れる。
史実では、蔦重亡き後も画号を何度も変えながら、独自の表現を追い求め、絵の描き方を教える入門書なども手掛けた。
従来の浮世絵の枠を超えて、人々から高く評価された人物だ。
くっきー ! は「光栄中の鬼光栄で御座います。由緒ど真ん中っしゃん。出れるだけで誉にもかかわらず若かりし頃の葛飾北斎とな。春朗を完全に憑依させ心身ともにブリバリ状態で取っ掛らせていただきます。うれしいと言うよ…うれしい。」と喜びを爆発させていた。
文:BEST T!MES編集部