◆◆ 総工事費600億円以上の壮大プロジェクト ◆◆
2016年11月29日のニュースリリースで、2020年の東京オリンピックまでに「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を、投資額500億円以上かけてオープンするという発表がありました(後に、600億円以上と、当初より100億円上乗せした数字を発表)。
この投資額は、ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターにかけた総工事費を超えており、数字だけみても壮大なプロジェクトであることがわかります。
◆◆ マリオの映画がなければ作ればいい!?◆◆
ユニバはもともと、映画を中心したテーマパークでした。ところが、途中からゲームやアニメなどといった、映画にこだわらないエンターテイメント・コンテンツを充実させていくようになったのです。
スーパー・ニンテンドー・ワールドでは「ゲームのなかにいるような感覚を味わえる」と、ユニバーサル・クリエイティブ プレジデントのマーク・ウッドベリーが語っていましたが、それだけにとどまらなさそうです。
なぜならば、イルミネーションと任天堂が共同で、マリオの映画を制作、というニュースが、2018年2月1日に発表されたから。イルミネーション・エンターテイメントは、ミニオンズを手掛けたアメリカのアニメーションスタジオですが、配給はユニバーサルピクチャーズが行うので、ユニバとの連動は確実に見据えていることでしょう。
しかしながら、マリオの映画公開は2022年を予定しているそうなので、コラボ企画は、ほんの少しだけ未来へ先送りになりそうです。
◆◆マリオを生み出した会社 任天堂とは? ◆◆
そもそも任天堂は、本社が京都にあるゲームメーカーとして世界中に有名な企業ですが、創業が明治22年であることから老舗であることが分かります。元々は、花札を製造販売していたのですが、創業から13年後にトランプの製造販売を手掛けるようになりました。
任天堂が電子ゲームで注目されるようになったのは昭和55年のこと。携帯型ゲーム機「ゲームウォッチ」を販売してからアメリカ・ニューヨーク州に現地法人を設立するなど、世界を意識した動きが目立ち始めました。
昭和58年には家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」を発売し、ファミコンブームの時代に突入。昭和60年に出た「スーパーマリオブラザーズ」は爆発的に売れ、マリオは任天堂を代表する人気キャラクターとして、多くのファンに愛されるようになりました。
しかし、マリオはもともと「ドンキーコング」の悪役だったのです。古くからのゲーム・ファンであれば常識かもしれませんが、マリオが悪役だったことを知らない方にとっては、衝撃的なエピソードだと思われます。

◆◆外国人観光客が日本に求める「マリオカート」◆◆
話は飛びますが、マリオやルイージ、ピーチ姫などのコスプレ姿の外国人観光客を東京のいたるところで見かけます。彼らはスマホを持ち歩きながらポケモンGOをしているわけではなく、仲間と一緒に1人ずつカートへ乗り込み公道を走っています。そのことはSNSで外国人観光客に圧倒的な広がりを見せ、外国人に人気の日本の体験・ツアーランキング2018(トリップアドバイザー調べ)1位になるほど。 公道を走るカートの運転には普通運転免許が必要ですが、AT限定でも構わないようです。もちろん国際運転免許があれば、外国の方による運転もOK。
しかし、日本の道路事情を知らない外国人観光客の運転は、ほかのドライバーにとってみれば迷惑行為でしかありません。ヘルメットの着用義務がなく、体がむき出しの状態でカートを運転できてしまうため、非常に危険で事故につながる恐れがあります。
そのことを受けてどうかは分かりませんが、スーパー・ニンテンドー・ワールドで楽しめるアトラクションは「マリオカート」の可能性が高いです。