にこにこハロー♪
FC2でアダルト配信して逮捕されちゃったYouTuber・広瀬ゆうです。
この連載ではまさにタイトル通りのことを綴っていくものなんですけど、今回は、取り調べについてお話ししていきたいと思います。
留置所にいる間は、基本的に「どんな悪いことをしたの?」ってことを、いろんな方達が調べる期間です。
私の場合は、平日はほぼ毎日のように、朝から夕方まで取り調べを受けていました。
午前はだいたい10:30頃から始まり、昼食時間の12:00頃まで。
午後は昼食を終えて13:00ちょっと過ぎくらいから16:00までです。
ずーっと座りっぱなしで、聞かれた事に答えるだけ。最後はクタクタでしたね (;´・ω・)
でも、今思えば、色々質問する担当刑事さんたちもクタクタだっただろうなあ。
担当刑事さんは、男性1人と女性1人。男性が取調官で、女性が話の内容を後ろで記録する係。
取調官は、33歳……だったかな? ひょろ~っと身長が高くて、おでこが少し広いのが印象的(笑)
たまに冗談を言うような優しい男性刑事でした。
女性刑事は、肌が白くて、栄養足りてるのかな? と心配になるくらい細い方。20代前半で、まだ見習い中と言ってましたね。
留置所から別の場所へ行くときは、必ず手錠をして行動をするのですが、手錠係もその女性刑事さんがしていました。
ちなみに私が留置されているのは湾岸署。でも、逮捕状を持ってきたのは綾瀬署です。
つまり、この刑事さんたちは、綾瀬署の方々。
2人とも綾瀬署から湾岸署まで毎日、車で行き来していたそうです。ご苦労様でした。
「今朝は、橋(レインボーブリッジ)に入る手前の道路が渋滞しててねぇ。もぅ大変だったんだよ~(-_-;)」
とか
「留置所の生活はどう? 慣れた?」
とか
「今日のお昼は弁当頼むの? 美味しい?」
とかとか。
必ず雑談をしてから取り調べが始まります。
徹夜で働く日もあるそうで、「2、3時間仮眠してから来たよ」っていう日もありました。なんだか申し訳なかったな……(笑)
取り調べ中は、担当刑事さんが必ず私を名前で呼んでくれるのが、なんだか新鮮でしたね。
留置所にいると、刑務官からは名前ではなく指定された番号でしか私を呼んではくれませんから。
しかも、部屋の人からは「めいちゃん」か「めい」とか、謎の別名で呼ばれていたし……(笑)
「広瀬さん」って言われると、「はい」ってジワリとしちゃったりして。名前で呼ばれることって大切なんだなぁ……と改めて感じましたね。■3年間で7000万の荒稼ぎ!……ってホントなの?

実は、留置所が湾岸署に決まった時に最初に頭に思い浮かんだのが、学生の頃にハマってたドラマ「踊る大捜査線」。
そういえば、ドラマの中での取り調べの時ってカツ丼出してたよな~。本当に出るのかなぁ?……なんて思って、ちょっと期待。
そして、ついに実際の取り調べ…!! 出てきたのはなんと!!
……温かいお茶だけ。(´・ω・`)ショボーン
まぁ、当たり前ですよね(笑)
湾岸署は、食事以外は一切水分を摂取できないので、非常にありがたかったですけどね(^^;)
(……洗面所の水を飲めと言われてたんですが、だーれも飲んでなかった(^^;))
とても助かりました♪ 刑事さん、ありがとう!!
では、取り調べ実況に参りましょう。
最初は何を聞かれるのかとても不安だったので、かなり緊張ムードで対応してた気がします(;´・ω・)
取り調べの際は、取調官がノートパソコンで私に聞いた内容をタイピングしながら調書を仕上げていました。
聞かれた内容をざっくり言いますと……
●なぜFC2を始めたのか?●誰から紹介を受けたのか?
●初月の売り上げは?
●どのくらいの頻度で配信してたのか?
●いつから過激な配信(法律に反する行為)をしてたのか?
……とまあ、FC2を始めた頃のことから、一部始終、経緯まで。
あ、生い立ちも聞かれましたね。つまり、この連載で書いているようなことを聞かれたってわけです。
そして、逮捕されて一週間後くらい経った時のこと……。
「広瀬さんが捕まった翌日に全国ニュースでFC2で稼いだ額が3年間で7000万弱と報道されたんだけど、本当かな?」
と担当刑事さんから聞かれました。
7000万!?
見たこと聞いた事もない数字で、目が点になりました。
それ、私じゃないです。
ウソの報道に、悔しくて悔しくて。思わず泣いてしまいましたね。
そんなこんなで感情をむき出しにすることもあった取り調べ。
留置所とはいえ、密室にいる男と女(まあ、女は2名ですが(^^;))。
思わず、担当の刑事さんにホロリとしてしまい……なんてことはありませんでした。
というわけで、悲し恥ずかし留置所生活でした。
出たときは、本当に……!!!
この辺りのことは次回じっくり書きたいと思いますので、どうぞお楽しみに!