こんにちは。恋愛アナリストのヨダエリです。
気がつけば2016年もあと2ヶ月……今年って何したっけ?何もしてなくない??と、自分にツッコミを入れたくなる人はワタシを含め、たくさんいるのではないでしょうか。
年末が近づき、「これでいいのか」とちょっと自分に向き合ってみることには意味があると思います。独身時代を振り返っても、誕生日・クリスマス・年末が近づくと、決まって「これでいいのか」と悶々としたものですし、彼氏との別れを検討するのも大抵この時期でした(笑) 。節目があるから、人は自分の選択を見直したり、人生のメンテナンスをしたりする機会を持てるのだと思います。
つまり、この時期こそ、自分のほしいものや望む人生を改めて見つめ直す絶好のチャンス! その結果、「今後の人生を共に歩む相手がほしい」という結論が出たのであれば、この連載をバックナンバーも含め、ジクジク読んでもらえたらと思います。(そういう結論が出なかった人は女性とのコミュニケーションを円滑にするツールとしてぜひ!笑)
それでは、今回の本題に行ってみましょう!
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さきほど、年末は自分と向き合う絶好の機会と書きました。が、わざわざそんなことをしなくても、どんどん空気が冷たくなり夜が長くなるこの季節、「なんだか寂しい……」「寄り添える相手が欲しい……」と、年末ロンリネスを感じている人は多いのではないでしょうか。
「そうなんだよ!」と頷く人がいる一方で、「うーん、でもそれって……」と寂しさを感じる自分にダメ出しをする人もいるかもしれません。「そんな理由で恋人を作ってもなぁ」とか。「寂しさから恋愛するなんてダメでしょ」とか。
ダメじゃないですーーーー!!!!!
寂しさから恋人作ってヨシ!探してヨシ!くっついてヨシ!きっかけなんて何でもいいのです!!
ワタシがこんなことを力説しているのは、無意識のうちに「恋愛とはこうあらねばならぬ」と決めつけている人は意外に多いんだなと、最近改めて感じるからです。「自然に出会いたい」とか。
……いやいやいや不自然に出会っていいから!と思います。そもそも、平日は家と職場を往復し、週末は友達や決まった面子と飲みに行くか家でたまった洗濯や掃除をしつつゴロゴロする、という繰り返しの中で自然に出会うなんて、宝くじで1000万円当たるくらい確率が低いと思います。
もちろん中には、行きつけの飲み屋などでで「端から見たら自然に」女性と知り合って、付き合ったり結婚したりする人もいます。通勤電車の中で好みの女性と出会って付き合い始める人もいます。でも、そういう男性は自分から話しかけるなど何らかのアクションを起こしているはず。そして、「自然に出会いたい」などと思ったこともないはず。むしろ、ちょっと不自然な行動をとって、恋愛をスタートさせているはずです。
■寂しさは恋の始まり
話を「寂しさ」に戻します。
「寂しさ」は悪ではありません。
特に、30代以上くらいの年齢になると、衝動だけでは動きにくくなりがち。ふと心に隙間ができたり、寄り添える相手を欲する気持ちがググッと高まったり、一緒にいてくれる人のありがたさがジワッと身にしみたりしないことには、なかなか行動を起こす気にならないと思うのです。実家暮らしの場合は、なおさらです(だからワタシは、結婚したい人には男女問わず実家を出ることをオススメしています。やはり一人で暮らすのと家族と暮らすのとではパートナーを求める切実さが違ってくるからです)。
「寂しい」と感じ始めたら、「自分も弱くなったな」とか「年だからな」とかネガティブに捉える必要はありません。「恋の適齢期キター!」と思えばいいのです!
よく「寂しさを埋めるための関係なんて意味がない」みたいなことが語られますが、一理あって一理なしだなと。「そうだそうだ意味がない!」と頷いていいのは20代までの男女と、一生独り身でいいと言い切れる人だけだと思います。
寂しさを埋める相手が見つかるうちが花だし、みつからなくなったら探していいし、みつかったら寂しさを埋め合いながら愛を育くんでいけばいいのです。
「そんな相手と育めるのか……?」と思うかもしれませんが、「そんな相手」と思うから育めないのであって、「よっしゃ育む!」と思えば育める確率はグンとアップするはずです。もちろん全く好みじゃない相手とは無理かもしれませんが、そんな相手とはそもそも寂しさを埋める気にもならないですよね。
あるいは埋めても一晩でやるせなくなり、速攻でさよならしたくなるかもしれませんが、それはそれ、大人なんですし、ときにはそんなのもアリだと思いますよ。
■気持ちに確証がもてなくてもいい
たぶん、このコラムの読者さんは、寂しさが絡んでいようがいまいが女性に手を出すのには慎重になる人が多いのではと思うのですが、だからこそ言います。自分の気持ちに確信が持てなくても手を出してみていいです!
「いま自分がこの子を可愛いと感じているのは風邪で弱っているからじゃないか……?」「体調が復活したら、あ、違った。とか思うんじゃないか……?」「うかつに手を出したら面倒なことになるんじゃないか……?」などと心配する前に手を出してヨシ! 後のことは後で考えればいいし、面倒なことを恐れていたら、恋愛は永遠に始まりません。むしろ面倒の一つや二つあって当たり前!「人生の彩りが豊かになったぜ!」くらいの気持ちでいればいいのです。
いやもちろん、中には「あなたはうかつに手を出しちゃダメ!一生ダメ!」と言いたくなる男性もいますよ。簡単に操作できそうな独身女性をみつけると恐ろしいほど気軽に手を出す既婚男性とか。でも、このコラムを読んでくれている方でそういうタイプは稀でしょうから、「迷ったら手を出すべし!」と声を大にして言いたいです。そこから恋が始まること、結婚へと繋がること、普通にあると思いますよ。