■ピクニックエリアで優雅に軽食を
様々なタイプのレストランやワゴンフードがあるパーク。しかし、混雑時はどこも長蛇の列ができます。ひどい場合は、座るところさえ見つからない事もあります。
そんな中、「イスやテーブルがあり、パーク内が大混雑でもほぼ間違いなく空いている場所」があります。それは「ピクニックエリア」です。
「ピクニックエリア」は両パークにあります。元々は、食事の持ち込みが禁止されているパーク内にお弁当等を持ってきてしまったゲストがいる場合、そこで食べてもらう、という目的で用意された場所です。
ディズニーランドのピクニックエリアは入園ゲートに向かって左端、JR舞浜駅から徒歩で来た場合は、スロープを下りきったあたりの左側にあります。一方、ディズニーシーのピクニックエリアは2ヵ所。パークエントランス・ノース(ノースゲート)とパークエントランス・サウス(サウスゲート)に分かれた入園口のそれぞれにあります。
規模は小さいながら、持参したお弁当はもちろん、パーク内で買ったフードをここまで運んで食べる事もできます。
写真はイメージです。入園ゲートに比較的近く、パーク内から運びやすいフードは、ランドであれば「リフレッシュメントコーナー」や「スウィートハート・カフェ」のホットドッグやパン、サンドウィッチ等、シーでは「マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー」のパンやサンドウィッチ等でしょう。
これらの店舗は、袋や紙のボックスも用意されているので、持ち運びたい旨を伝えれば対応してくれます。
ピクニックエリアは悪天候時には使えませんが、基本的にはいつでも利用可能。新緑の時期や桜の時期は、パーク内では味わえない楽しみ方もできます。
■「午後3時に仮眠」が絶対におすすめな理由
広大なパークで過ごすには、しっかり休憩をとる事が重要。一日中動き回れる、体力のある方は問題ないと思いますが、小さなお子さん連れのパパやママ、おじいちゃん、おばあちゃんはそういう訳にはいきません。
車で来園している場合、一番シンプルな体力回復方法は、「午後3時前後に車で仮眠をとる」事。朝から訪れているとちょうど疲れがたまるこの時間帯に、しっかり1時間程度の仮眠をとると体力はかなり回復します。
また「午後3時前後」に休憩するのには、こんな理由もあります。
週末や祝日であれば午後3時から入園のスターライトパスポートのゲストが増え、パーク内がやや混雑します。なおかつ、混雑時や週末は「ほぼすべてのファストパスの発券が終了」している時間。
ファストパスがない場合、長時間待ちになっているアトラクションに並ぶ必要が出てきます。
ですので、このタイミングでの休憩が最適と言えるでしょう。パーク内での休憩ももちろんいいと思いますが、車に戻るタイミングでおみやげを買っておけば荷物を持って回る必要がなくなり、閉園間際のショップの大混雑も回避できます。
夏場にチョコレート系のおみやげを買う際は、余裕があるならば、保冷剤が入ったクーラーボックス等を車に用意しておくと安心だと思います。
せっかくパークに来ているのに仮眠なんてなんだかもったいない……と思うかもしれませんが、効率的にパークを回るためにも大切な要素だと思います。
<『ディズニーの待ち時間を劇的に減らす方法』より>