リミックスポイント、ビットコイン購入に315億円調達…「3000BTC確保目標」

日本の東京上場エネルギー・フィンテック企業Remixpointが、ビットコイン購入拡大のために315億円の資金を調達した。同社は当該資金により、合計3000BTCの確保を目指している。


リミックスポイントは9日の発表で「今回の資金調達は、第25回新株引受権付社債および第4回無担保社債発行を通じて行われ、調達された全額をビットコイン購入に使用する計画」と明らかにした。現地メディアのコインポストによると、この過程で55百万株の新株が発行され、既存株式に対して39.9%の希薄化が発生する。今回の株式発行は割引なしで市場価格基準で行われた。

同社はSNSプラットフォームXを通じて「ビットコイン保有量を短期的に3000BTCまで増やす計画」と伝えた。現在、リミックスポイントは1051BTC(約1億1380万ドル相当)を保有しており、これは全世界の法人の中で30番目に多い規模であるとBitcoinTreasuries.NETは明らかにした。

今回の発表は、前日、CEOの田代卓氏が給与をビットコインで受け取る予定であることを発表したのに続くものだ。同社は「株主と“同じ船に乗るために”このような決定を下した」と説明した。リミックスポイントはエネルギー及びフィンテック企業で、最近、本格的にビットコインの蓄積戦略に乗り出し、方向転換を図っている。
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