「8月の呪い」は続くのか…ビットコイン、11万4000ドル台で小幅高ばい

ビットコイン(BTC)の価格は大きな変動なく横ばいの状態が続いている。投資需要は前日より減少している。


5日午前10時、ビットサム基準の韓国内ビットコイン価格は前日の同じ時間比0.58%下落し、1億6030万4000ウォン(約1697万円)となっている。

同じ時間、コインマーケットキャップ基準の海外ビットコイン価格は前日の同じ時間比0.01%下落し、11万4863ドル(約1690万円)となっている。この日は早朝に11万5000ドル台まで反発したが、上昇分の一部を返上した。

同日、仮想資産データプラットフォーム「アルターナティブ・ドット・ミー」によると、クリプト貪欲恐怖指数は前日より1ポイント上昇し60ポイントで、「貪欲」状態だ。この指数は0から100までの数値で仮想資産の投資需要を示す指標で、100に近づくほど需要が大きいことを意味する。前日は64ポイントを記録したが、投資需要が減少した。

このように最近ビットコイン価格がなかなか反発しないため、ビットコインは通常8月に下落する傾向が強いとの分析が出ている。

マトリックスポートは「ビットコインは一般的に毎年8月に弱気な流れだった」と指摘し、「最近発表された米国の雇用指標がマクロ経済的不確実性を高めたことも今回の下落の核心」と分析した。また、市場の基本的な回復傾向が明確になるまで、ビットコインを含むリスク資産は弱気な流れを示す可能性があるとの見方を示した。

『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキはX(旧ツイッター)を通じて、「ビットコインが『8月の呪い』で9万ドルを割り込めば、保有量を2倍に増やす計画だ」と明かした。さらに「『8月の呪い』は、ほとんどのBTC投資家をより豊かにするだろう」と強調した。
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