維新の会より出馬、アントニオ猪木の“ダークな”真実…金銭スキャンダルの過去

維新の会より出馬、アントニオ猪木の“ダークな”真実…金銭スキャンダルの過去
 7月公示予定の参議院選挙で、元プロレスラーのアントニオ猪木が、日本維新の会から比例代表で出馬することになった。共同代表・橋下徹大阪市長による従軍慰安婦発言などで日本維新の会が逆風にさらされる中、高い知名度を持つ猪木を比例の目玉候補に押し立て、票の上積みを図る考えだ。

 猪木はかつて1989年の参院選で自ら立ち上げたスポーツ平和党(当時)から出馬し、初当選。湾岸戦争時にはイラクに渡って日本人人質の解放に尽力するという功績を残したものの、95年の参院選で落選。一期で追われるように議員を引退したのではなかったか。

「『国会に卍固め、消費税に延髄斬り』のキャッチフレーズで当選した猪木は国会ではなんの実績も残せずじまい、91年の都知事選の立候補を表明するもすぐに辞退、さらに女性議員秘書による税金未納告発などゴタゴタ続きでした。選挙の時の集票力だけが既成政党に強い印象を与え、それ以降、タレント議員、スポーツ議員が跋扈するきっかけとなったのです」(政治評論家)

 当時、猪木の女性議員秘書の告発本『議員秘書、捨身の告白 永田町のアブナイ常識』(佐藤久美子著/講談社刊/1993年)には、有権者は知っておきたい猪木のダークな真実が描かれているのでいくつか紹介しよう。

●ダークな猪木その1:スポーツ平和党は自民党がスポンサーだった

 そもそも猪木は89年、スポーツ平和党を立ち上げ参院選に立候補したが、もともと自民党は猪木が設立した新日本プロレスのコミッショナーを引き受けるなど、猪木との関係は深く、自民党とベッタリの関係だった。とくに森喜朗元首相は猪木を党が違うとはいえ、バックアップしていたという。


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