かつては人気子役で、その後はモデルやタレントとして活躍し、今は登録者数100万人を超える大人気YouTuberとなった「てんちむ」こと橋本甜歌。そのてんちむが、10年以上の親友と公言していたYouTuber「かねこあや」と泥沼の争いを繰り広げている。

 てんちむによると、昨年10月頃から2人の間に溝ができはじめ、「距離をとっていこう」となっていたという。それが決定的になったのは、かねこの愛猫が1月に不審な死を遂げたことによる。

 かねこは、家政婦が猫を殺害したのではないかとの疑念を唱え、警察が捜査を行っていることを明かしていた。それに対して、てんちむが「本人にも責任がある」「家政婦を犯人に仕立て上げて、その人の人生を狂わせるのは違うと思う」との持論を述べ、かねこに苦言を呈した。このてんちむの進言にかねこは「心外」と不快感をあらわにし、対立が表面化。その後、お互いに非難の応酬する事態となった。

 その後、かねこは愛猫のために喪に服すかたちで活動を控えていたが、四十九日明けの3月16日に動画を投稿し、てんちむとの確執について語ったが、歯切れの悪い言葉が多く、核心に迫る部分については詳細な説明がなかったことから、視聴者から批判の声が相次いだ。批判を受けてかねこは、裁判を含めた今後の対応を考えて発言を抑えたと釈明した。

 だが3月24日、一転して「裁判はどうなってもいい」などと態度を急転させ、インスタグラムのストーリーズを使ってファンからの質問に答え始めた。

 かねこが事件直後に「家政婦が猫を殺害した」と疑問視していたことについて、それはてんちむが「家政婦が黒だ」と主張していたことを受けたものだと述べた。さらに、てんちむのことを「お金と勝利にこだわる経営思考」「人の心がない」なとと激しく中傷。続けて、てんちむが友人に「かねこあやとそろそろ縁を切ろうと思う。

自分の好感度も上がったから用がない」「縁を切る前に数百万円使わせた」「2度と関わりたくない」と語っていたとして不信感をあらわにした。

 加えて、てんちむが犯罪に手を染めていること、その証拠を持っていることを示唆し、ファンは関心を募らせている。

 てんちむから「絶縁状」が送られ、お互いに名前を表に出さないことにしようとしながら、その直後にてんちむが生配信でかねこを非難し、虚言を広めていたとして、名誉棄損だとして訴えることを決意したという。



「彼女の真実と彼女の嘘のすべて、私以外に犯したこれまでの犯罪を明らかにするためにも、被害届を昨日顧問弁護士と共に提出する運びになりました。刑事事件として起訴に至らなかった場合でも民事に切り替える所存です」

 かねこはこのように述べ、法廷の場で争うことを宣言。てんちむが、かねことは昨年10月から「距離を置こうと思っていた」と発言したことについては、「振る舞いにも言動にも、絶縁を匂わせるようなことや思い当たる節もなく、私には青天の霹靂でした」と語り、2人の主張は食い違っている。

 さらに、「(てんちむは登録者数が)100万人いったのに本当にもったいない」「利己的な嘘で人を貶めようとした、自業自得だ」「見事な名演技でしたね」「さすが子役上がりですね」「嘘泣きも下手だもんね」「示談とか金いらないから時間使って反省しようね」と挑発。

 今後について「接触はない」「2人で一緒の画面に映るということは一切ない」とし、2人を応援していた視聴者に対して謝罪しつつ、理解を求めた。

お互いに疲弊、泥沼状態に

 一方のてんちむは、インスタグラムのストーリーズで「今後は関わることもなければ、見守ることしかできないけど、友人だった身として私は私なりにできることを全部、全力でやったつもりです。私からは以上だし何も言いません」と、かねこに向けて“絶縁宣言”をした。

 ほかにも、「色々あった」と語り、2人の間には軋轢が生じていたことを匂わせ、てんちむのほうから「法の下で私と絶縁してください」と申し出たと明かした。

 だが、てんちむは親友との争いで精神的に不安定になり、友人に付き添ってもらっている状況だという。

一方のかねこも、「睡眠剤飲んで練炭焚いてる」と自殺をほのめかすコメントを出しており、双方が疲弊している様子がうかがえる。

 お互いに“親友”と公言していた2人が、再び手を取ることは本当にないのだろうか。

(文=編集部)

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