ユーチューバーの「てんちむ」と「かねこあや」の女同士による醜すぎる泥仕合が、また新たな“嘘”を明らかにした。
かつてはお互いを“親友”と公言していたが、昨年10月頃から亀裂が生じ始め、今年に入り絶縁宣言を行ったあげく、互いに誹謗中傷をし合い、裁判にまで発展している。
その後も、てんちむが過去に豊胸手術を受けていたにもかかわらず、「豊胸したことはない」「自分の努力によってバストアップした」と語り、バストアップ関連商品をプロデュースしていたことが判明し、てんちむは猛批判にさらされている。
一応のかねこも、プロデュースしたとされるレギンスが、既製品と同じものではないかと指摘されている。
これらの疑惑が次々に明るみに出るにつれ、かねことてんちむは謝罪動画を出しているが、その釈明がいずれも釈然としないため、2人に対する批判の声が収まらずにいる。
「たとえば、てんちむは大麻吸引について、海外でたまたまタバコを切らしたときに、喫煙所にいた人から勧められて一度だけ吸ったが、自分で買ったことも所持したこともないと釈明しましたが、流出したかねことのLINE画像では、大麻を自らの意志で吸ったようにとれる発言があります。また、豊胸を隠していたことについては、手術の効果がほとんどなく、実際に自分の努力によってバストアップしたため、豊胸はなかったようなものという釈明をしていますが、複数の医師が『努力によってバストアップすることはない』と断言しているため、てんちむの発言の信憑性が疑われています。
一方のかねこは、死んだとされる元婚約者が生きているとの疑惑について、元婚約者は2人いて、そのうちの1人は亡くなったが、もう1人は生きていると釈明。レギンスについては、自分がプロデュースした製品の正当性を主張したうえで、メーカー側が既存品をかねこプロデュース製品に寄せたのだと説明しました。これらの釈明が、にわかには信じがたいとして不信感が高まっているのです」(芸能記者)
扶桑社との間にくすぶる火種そんななかで23日、かねこは自身のYouTubeチャンネルを更新し、『応援して下さっている皆様へ』と題する動画を公開。自身の著書で元婚約者が事故死したというエピソードの嘘について釈明した。
かねこは、「本の一部に事実を基に脚色を加えた箇所」があると説明。
さらに、今まで隠していたことを自ら説明することにした理由を、「虚偽の事実が、事実として勘違いされてしまっている」からだと述べ、謝罪したうえで本を絶版とすることを発表した。
「かねこの著書は『中3で親に捨てられて黒ギャルになりクソ金持ちの婚約者に死なれて鬱になったワイがYouTuberになって年収8000万の今だ』というタイトルで、婚約者が亡くなったというのは、本の中で中心的なエピソードです。そこが虚偽だったとすれば、これは自伝ではなく、単なる小説になってしまいます。自伝と謳っていた以上、絶版となるのは当然の措置といえるでしょう」(同)
出版元である扶桑社も23日、HPにて以下のとおり絶版を発表した。
「小社が2019年に刊行いたしましたねこあや氏の著書『中3で親に捨てられて黒ギャルになりクソ金持ちの婚約者に死なれて鬱になったワイがYouTuberになって年収8000万の今だ』(以下、本書)を、絶版とすることを、社として決定いたしましたので、お知らせいたします。
小社は、すでに本書を出品停止にしておりますが、著者ねこあや氏本人からの『本書には一部事実と異なる部分がある』との発言を受けて、著者ねこあや氏に連絡のうえで、本書を絶版とすることといたしました。電子書籍についても、配信を停止いたします」
これでひとまず事態が終息するかと思われたが、まだ火種は燻っているという。
「実は、かねこは人気配信者コレコレの生配信に出演した際、元婚約者が生きていることなどについて、『出版社の方には洗いざらい話しました』と語り、編集者は承知のうえだったことを示唆しています。さらに、タイトルにも反対したものの、出版社に押し切られたと語っていました。しかし、扶桑社のHPには、『弊社編集者が無理やりウソの内容を書かせたという事実はございません』との記載があり、扶桑社側もかねこの説明に対して不快感を持っていることが感じ取れます」(同)
てんちむもかねこも、疑惑が次々に上がり、それらに対する釈明がことごとく信憑性を欠くものとなっている。
(文=編集部)