広島東洋カープで将来が嘱望されている若手のひとり、小園海斗が1月25日に結婚を発表したが、その相手は公にされていなかった。だが、2月4日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、ユーチューバーの「渡辺リサ」であると報じた。

「実は小園海斗の相手が渡辺リサであろうということは、スポーツ紙や週刊誌はどこも把握していました。数年前から2人とも交際していることをSNS上で匂わせ続けてきたからです。ただ、球団が相手について言及せずに小園が結婚したという事実のみを公表したため、『もしかしたら別の相手と結婚したのか』という憶測も飛び交い、相手確認のために各社が動くことになりました。また、球団と付き合いが深いメディアは、球団側の『探ってほしくない』という意図を読み取り、深掘りを避けていました」(スポーツ紙記者)

 小園は2018年、4球団競合の末に広島が交渉権を獲得し、ドラフト1位で入団。1年目から58試合に出場し、188打数40安打、打率.213の成績ながら将来のレギュラー候補であることを示した。

 そんな小園の1年目から、渡辺は小園のユニフォームを着てスタンドで応援する姿をSNS上に出すなど、交際を匂わせる写真や動画を公開し続けてきた。

 渡辺はもともと雑誌「Popteen」(角川春樹事務所)の読者モデルとして人気を博し、インスタグラム、TikTok、YouTubeで多くのファンを抱える。2017年に当時15歳で妊娠・中絶し、さらに19年には長女の出産。この長女の父親とは、自分の親友と浮気していたなどとして破局したことを公表していた。その同じ年に、小園との交際が発覚し、小園のファンからは「渡辺リサだけはやめとけ」「レギュラーに定着するまでは野球に専念しろ」など、交際に反対する声が続出。

「反対する声が出ているのを気にも留めず、小園は堂々と渡辺のTikTokに登場したり、渡辺の長女を含めた3ショットがネット上に出回るなど、まったく隠す様子もなく交際していました。小園の妹が渡辺と仲良くしている様子もネット上で報告されていたので、早い段階から家族ぐるみの付き合いになっていたことがうかがえます」(芸能記者)

 ファンからネガティブな声が出ることを懸念してか、球団は相手について何も触れないかたちで小園の結婚を発表。

だが、ほかの選手の結婚発表については、多少なりとも相手の女性について情報を出しているため、小園に関する異様さが際立ち、かえってファンの間でさまざまな憶測が飛び交う結果となった。

 そして球団の発表から3日後、渡辺は自身のSNSで結婚を発表。そこでは相手については言及せず、男性を隠したかたちでのツーショット写真を掲載していたが、タイミングが近かったこともあり、「やはり小園の結婚相手は渡辺か」との声が高まった。

 今回、相手が渡辺であることが改めて示されたことで、「渡辺リサと結婚とか不安でしかない」「いきなりパパになることを選んだ小園を応援する」「カープファンとしては結果を出してもらえれば相手が誰でもいい」「SNSで自分の私生活をさらしてきた人がプロ野球選手のサポートができるのか心配。小園との私生活までネタにしそう」など、さまざまな意見が飛び交っている。

 小園は結婚発表にあたり、球団を通じて「家族ができてしっかりやらないといけないという気持ちです。キャンプは2軍スタートで悔しい気持ちがあるので、早く1軍の戦力になれるよう頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」とのコメントを発表。

 小園は2年目の昨季、1軍出場はたった3試合でヒットはなし。今年のキャンプは初の2軍スタートとなっている。結婚を機に、周囲が納得するだけの結果を出し、レギュラーを勝ち取れるだろうか。

(文=編集部)

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