元ライブドア社長の堀江貴文氏が大阪ローカルのテレビ番組で発言した内容をきっかけに、今人気絶頂期の俳優・斎藤工にある疑惑が再浮上している。

 堀江氏は6月に収録されたテレビ番組『たかじんNOマネーBLACK』(テレビ大阪)内で、「僕の友達も(妻を)寝取られたんですよ」といい、寝取った男について「今一番、売れている子ですよ。

Sです」とイニシャルを暴露。その後インターネット上でこの「S」探しが繰り広げられ、斎藤であるという見方が強まり話題となっている。

 まずこの「僕の友達」「妻」が、2005年7月に離婚したサイバーエージェントの藤田晋社長と女優・奥菜恵ではないかという見方が広がっていることについて、堀江氏は6月26日放送のテレビ番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)内で、「女優はOさんで間違いないですか?」との質問に対し「女優はOさんです」「Oさんはしょうがないよ。(離婚の際に)ウン億単位で財産分与をもらっているから」などと発言。その見方を肯定したと受け止められている。

 斎藤と奥菜は06年に交際が報道されたが、この時すでに藤田氏と奥菜の離婚は成立しており、当時はまだ斎藤の知名度も低かったため、さして注目を集めることはなかった。2人の出会いは映画『ユリシス』での共演だったと報じられているが、06年12月に斎藤が出演した舞台『MEN&MAN 男たちのバラード』の関係者が語る。

「この舞台は、袴田吉彦さん以外はほとんどがまだ“俳優の卵”という顔ぶれでしたから、稽古が終わるとみんな三々五々、電車で帰るのです。私は斎藤くんの家を知っていましたが、彼はいつも自宅とは違う方面の路線に乗り換えていました。どうやら奥菜さんの自宅に帰っていたようです。2人が一緒のところを見た仲間もいて、すっかり噂になっていたので、報道で交際を確信しました」

 その奥菜といえば、09年に一般男性と再婚。堀江氏も『5時に夢中!』内で「(Sは)今もあまり売れていない」「ちまたで言われている方ではない」と前言を撤回。
同番組放送翌日の27日に大阪市内で行われた映画『虎影』の舞台挨拶に 斎藤が登壇し、その発言に注目が集まったが、予定されていたマスコミから斎藤への取材は24日までに急遽キャンセルされていた。老舗芸能プロダクション関係者は語る。

「斎藤の今の人気は、完全に女性票ですが、奥菜は女性に好感度の低い女優。いくら9年も前の話とはいえ、今回の噂は女性ファンの感情を逆なでしますし、出演しているCMの企業イメージにも傷がつきます。斎藤サイドとしてはあくまでも噂ということにしておくしかない。知らない顔をしておけばよい問題だと思いますが、なぜ舞台挨拶で取材拒否などという疑念を持たせるような対応をしたのでしょうか」

 堀江氏も今月5日放送のテレビ番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、改めて「Sはみんなが思ってる人ではない」「本人達に聞きましたから」と発言した。しかし、一連の堀江氏の発言が“火消し”のため躍起になっているようにも受け止められ、ますます疑惑を深める事態になっている。
(文=編集部)

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