JRA16年ぶりの女性騎手として変わらず注目度の高い藤田菜七子騎手。15日には新潟最終レース「飛竜特別」を9番人気のピュアリーソリッドで勝利し、14年ぶりの女性騎手の特別戦勝利という快挙も成し遂げた。
藤田菜七子騎手はこれで通算3勝目ということになるが、これは同じくJRA女性騎手だった細江純子氏の1年目の記録に並ぶものである。細江氏といえば、『みんなのKEIBA』(フジテレビ系)のレギュラーコメンテーターを務め、競馬ファンにとっては馴染み深い存在である。
細江氏はデビュー前から藤田騎手に対し、同じ女性騎手として「馬一頭一頭の個性や感情に触れる気持ちを大切に」などエールを送ってきた。同じ立場を経験していることからメディアの露出も一気に増え「特需」と自身で語るあたりメディア慣れしている。
騎手としては2001年に中央通算493戦14勝と目を見張るような成績を残せず引退したが、現在も競馬のメディアには途切れなく出演できているのだから、タレントの才能があるということか。そして、ファンの間では他にもイロイロと有名なエピソードがある女性としても知られる。
まず、細江氏がニュースサイト「アサ芸風俗」で連載している「ホソジュン(細江純子)の競馬予想ブログ」での発言は、たびたび競馬ファンをザワつかせている。今年3月は、デビュー直前の藤田菜七子騎手について語っているのだが、そのルックスでも大いに持ち上げられていた藤田騎手と比較し、自身の容姿を完全に「自虐」で振り返っていた。
「思い起こせば、呼ばれ方もさんざんでした。『おばちゃん』『デブ』『女子プロレスラー』『ハニワ』と実にさまざま」と呼ばれたあだ名を連呼した挙句「人間、見た目じゃないと言うけれど、世間というものは何よりも見た目が大事なのである」と結論づけるのだから相当である。
さらに、もっともファンを驚かせたのは昨年8月の記事。
「そういえば最近、あまりのごぶさたにエッチを想像することすらできず、自分は処女なのではないか? と思える瞬間も‥‥ナンチッテ」
サイト自体がそういう関係の記事というのもあるのだろうが、それにしてもアケスケすぎやしないか。当時ファンの間では「細江っておっさんすぎるな」「ちょこちょこ下ネタ入れてくるなこの人」「ナンチッテ、じゃねえよw」など、相当ネタにされている。このアケスケトークも彼女の魅力の一つなのだろう。
とはいえ、そのルックスなどは「究極の晩成型」という声があるほどよくなっていると評価されており、競馬中継でのパドック解説なども的確と評判である。下ネタふくめ、細江氏は今こそ全盛期なのかもしれない。