9月27日発売の週刊誌「週刊女性」(主婦と生活社)が人気ジャニーズアイドルグループ、Hey!Say!JUMPの伊野尾慧と人気セクシー系女優の明日花キララがシンガポールの高級ホテルで密会し、屋上プールで佇んでいる様子を写真付きで報じた。
「このホテルのプールは地上約200メートルのところにあり、まるで天国にいるようなムードが味わえて恋人同士にピッタリ。
明るいキャラクターで業界では“第二の中居正広”と期待されていた伊野尾。Hey!~のバラエティ班として、今年春から『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)、『めざましテレビ』(フジテレビ系)などで活躍。若手ジャニーズタレントのなかでは抜群のコメント力で、新世代ジャニーズとして知名度を上げていた矢先の痛い報道だった。
「お相手とされる明日花がセクシー系女優ということで、これからというジャニーズアイドルには致命的なスキャンダルといっていい。そのため同事務所と関係が深いテレビや新聞などは、まったく報じていません」(週刊誌記者)
今年は「週刊文春」(文藝春秋)に代表される週刊誌発のスキャンダルが目立つだけに、「週女」の面目躍如といったところだが、注目されているのは同誌が“ジャニーズの天敵”という点だ。
「かつて週女はジャニーズと蜜月にあり、むしろ現在は関係が友好な『女性自身』(光文社)のほうがジャニーズとバチバチやりあっていました。ところが週女を発行する主婦と生活社の月刊誌『JUNON』が主宰するスーパーボーイ・コンテストが別の大手芸能事務所との関係を深めていったため、関係が悪化。以来、女性誌では唯一、ジャニーズと敵対するメディアへと変貌。ジャニーズ所属タレントをめぐる訴訟沙汰も多いです」(出版関係者)
●生まれた「関係」
たしかに、毎号でジャニーズネタが占める割合が多い週女。「現在では『週女』とジャニーズはまったくの没交渉」(同)というが、今回の伊野尾熱愛記事には「1年ほど前に友人の食事会に同席し面識があった。交際の事実はいっさいございません」とジャニーズのコメントが掲載されている。
「これは異例なことですよ。
その結果、これまでまったく接点がなかったジャニーズと『週女』に関係が生まれた。今後、『週女』がジャニーズに関する記事を掲載する際は事前に連絡することになれば、ひょっとしたら今までより報道のトーンが弱まることにもなりかねません。これから年末にかけてSMAP解散などジャニーズにとっては頭の痛いことが多い。そんななか、敵対するメディアがひとつ減れば、結果としてジャニーズにとっては良いことかもしれません」(同)
他メディアが一様に“ジャニーズ報道”に弱腰になるなか、ぜひとも『週女』にはこれまでの“ガチンコ姿勢”を維持して、がんばってほしいものだ。
(文=編集部)