3月22日に主演ドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)が最終回を迎えた女優の吉高由里子。「キレイになったら」「好きになれれば」と「タラレバ」ばかりを繰り返す30歳の独身女性を演じる姿に共感が集まったが、その吉高の振る舞いに批判が集まっている。



 吉高は、同ドラマの共演者である坂口健太郎と22日朝の『ZIP!』(同)に出演。2人を桝太一アナと小熊美香アナが挟む形で、桝アナが「小熊アナウンサーが『KEY(坂口の役名)くんが横にいる』って興奮してましたけど」と言うと、小熊アナは「どつかれたいですよね」と反応。

 その直後、吉高は「えー、どーん!」と横の坂口を突き飛ばし、小熊にぶつけるという行動に出た。あわてる坂口と小熊アナを尻目にケタケタと笑う吉高だったが、小熊アナは2月に妊娠を発表している身だ。そのため、インターネット上では「妊婦に対して非常識すぎる行動」「転んだらどうするのか」と批判が相次いだ。

「前日の21日にはクランクアップを迎えたことが伝えられ、吉高はツイッターで『ドラマ復帰がこれで本当によかった』と感無量の様子をあらわにしていました。そんな開放感やサービス精神から、突拍子もない行動に出てしまったのでしょう。以前から、『不思議ちゃん』『天然系女優』と評されるなど、独特の雰囲気を持つ吉高は、暴走するような危うさも含めて、何をするかわからないのが魅力です。

 ツイッターでは意味不明なつぶやきがウケて283万以上のフォロワーを集めています。また、以前にバラエティ番組で『キュンとくる瞬間』に『罵声を浴びせられたい』と答えてM気質を見せたこともあり、出演理由について聞かれた際には『映画の告知で……』とストレートに答えるなど、予定調和をぶち壊すこともままあります。

 また、吉高といえばお酒好きなことで知られており、過去には一部週刊誌で酔ってふしだらな発言をしていたと報じられるなど、あけすけな言動も魅力です」(テレビ局関係者)

 また、別のテレビ局関係者は以下のような見方を示す。

「そもそも、吉高が小熊アナの妊娠を知らなかった可能性もありますし、秒単位の進行が求められるテレビですから、『台本通り』という見方もできます。
桝アナは『生放送です』とハプニングを強調していましたが、事前に打ち合わせしていた可能性もあるでしょう」(別のテレビ局関係者)

 9月に公開される5年ぶりの主演映画『ユリゴコロ』(東映、日活)では初の殺人者を演じる吉高。今後も、いろいろな顔を見せてくれそうだ。
(文=編集部)

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