タレントで投資家の松居一代と、俳優の船越英一郎夫妻が、離婚問題で繰り広げる泥沼劇に新たな“いけにえ”として作家の大宮エリーが浮上。さらに、大宮にゆかりのある意外な人物のイメージにまで影響が波及しているようだ。
先月28日に船越側が離婚調停の申し立てをした後、今月4日から、松居側の“SNS攻撃”が始まった。ブログ、Twitter、YouTubeとあらゆるSNSを駆使して、船越の不貞疑惑や別居に至った理由などを、一方的にまくしたて中傷する内容を公にし、メディアをにぎわせている。船越が沈黙を守る中、YouTubeで公開した動画で、松居は船越のW不倫相手として、ハワイ在住の実業家の既婚女性、続けて大宮の名前をあげた。動画では「不倫」とも「浮気」とも明言していないが、大宮とサインされた船越宛の手紙を公開し、視聴者へこの手紙をどう受け止めるのか、疑問を投げかけた。
大宮といえば、東京大学薬学部卒の才女で、大手広告代理店の電通での会社員勤務を経て、作家や脚本家、映画監督やコピーライター、演出家などとして幅広く活動。ラジオパーソナリティーやイベント出演、講演など表に出る仕事もこなすが、タレントほどの一般的な知名度はなかった彼女だが、この騒動で一気に世間の知名度があがってしまった。さらに大宮を良く知る電通社員は「元々、電通勤めだったこともあり、業界でも顔が広いことで知られ、女優やタレントなどの著名人たちとの交友関係は華やかで幅広い」という。
そんな大宮が報道陣のカメラも集まる公の場に登場したのは、約1カ月前の6月17日。都内で開催された働く女性を応援するイベント「ELLE WOMEN in SOCIETY 2017」で、フリーアナウンサー・滝川クリステルとのトークセッションに臨んだ。参加した会社員女性の説明によると、滝川から大宮はここ数年来の友人と紹介されたという。ともに会社員から個人事務所を起業して独立した者同士ということもあり、「私らしい未来をつくる」のテーマに沿って、会社員から独立への道を指南するような内容だったという。
「起業志望なので、とても興味はありましたが、お2人は、少し私が描いている女性像と違ったので、違和感を抱きました。
また、前出の電通社員も、大宮には結婚願望とは別に恋愛には向こう見ずな一面があったことを明かす。
「大宮さんは東大卒だけに頭が切れるし、優秀でしたが、経費の精算などの細かいことが苦手で、よく経理に怒られていましたね。ダラしない人という印象です。本人もそれが理由で会社員を辞めたと、今では笑い話にしているようですけど。恋愛でも若干そういうところがあったみたいです。男を振り回したりしたことはありませんでしたが、アプローチの仕方はなかなかのもので、『怖い』とこぼしている人もいました」
今回の一件に巻き込まれた大宮は、事務所を通じて公式サイトで「事実無根」と完全否定。北海道函館で行われたトークショーにも一部メディアが取材に訪れたが「ないよ。あるわけない」と否定。
不倫疑惑が浮上した大宮と、結婚願望なしと宣言しながら大物二世俳優に復縁を迫られていることを週刊誌にしゃべる滝川。予期せぬところからのとんだイメージダウンとなった格好だが、松居の火種はいったいどこまで飛び火するのか。
(文=編集部)