Galaxy S24の目玉機能として発表されたものの、『2025年末まで無料で提供されます』との断りがあったことで不安視もされていた「Galaxy AI」の今後がついに明らかになりました。
◆Samsungが誇る最新AIの数々、今後も無料に
海外メディア「Android Police」の報道によると、Samsungは今後も「Galaxy AI」の機能を無料で提供するそうです。
これは先日行われた発表会でAndroid PoliceがSamsungに直接確認し明らかになった情報で、『デフォルトでスマホに搭載されているGalaxy AI機能』はすべて課金されないとのこと。
なお、Galaxy S25にデフォルトで搭載されている機能は以下の通り。どれも1度使い勝手を知ると、それなしでは生活が不便に感じるような内容になっています。
・通話アシスト(音声通話中のリアルタイム通訳)
・入力アシスト(テキストの作成、整理、改善の提案など)
・通訳(音声またはテキストの即時通訳)
・ノートアシスト(取り込んだデータの要約など)
・文字起こしアシスト(テキストや録音ファイルの文字起こし)
・ウェブアシスト(Webページの要約や読み上げなど)
・フォトアシスト(画像の編集)
・スケッチアシスト(簡単なスケッチやテキストを生成AIで変換)
・オーディオ消しゴム(動画のサウンド編集)
・今の天気壁紙(時刻や天気を反映した壁紙の自動変化)
・Now brief(ユーザーの生活などを反映したAIによる日々の提案)
・ヘルスアシスト(健康データの分析、提案)

◆気になるGoogleとの関係性
今回の報道でGalaxyユーザーは一安心と言ったところですが、気になるのが提携するGoogleの「Gemini」にかかわる機能。
SamsungはGalaxy S25でGoogle Geminiを活用した複数のアプリとのシームレスな連携を大々的にうたっており、かなり密接な関係となっています。

スマホメーカーとしてはSamsungとGoogleは競合他社にあたりますが、Geminiの基本的な機能は今後も恒久的に無料で使えるのか、はたまた代替のAIが用意されるのかは気になるところです。