Baobab trees along the rural road at sunny day via Shutterstock
疲れを取り除くのにぴったりの健康ジュースが「MATAHI(マタヒ)」。フランス・モンペリエで生まれたバオバブの実のジュースです。
アフリカ原産バオバブの木は、その実が伝統医療に用いられてきたことから「薬剤師の木」という名でも呼ばれています。樹齢は3千年に達することもあるそうで、幹の周囲も40メートルまで育つ、世界で最も大きな木のひとつ。
この木に生るカカオに似た実は、スーパーフルーツと呼ぶのにふさわしい成分を持っています。なにしろ、若さを保つのに不可欠な抗酸化物質がざくろの7倍、カルシウムは牛乳の4倍、鉄分は赤身肉の2倍、ビタミンCになると、オレンジ30個分も含んでいるのです。
そのほかマグネシウムやヴィタミンB1, B12も豊富で、「飲む美容液」と言えるくらい、美容にも健康にも良い成分が凝縮されています。
朝の目覚めは、100%ナチュラルジュースでこのバオバブの実を使い100%ナチュラルジュースを作るのに成功したのは2人の若きフランス人農技術者。アフリカのベナンで収穫したバオバブの実をフランスへ輸入し、すべての加工はフランスで行われています。
味は、丸ごと絞ったりんごや梨ジュース、もしくはパイナップルジュースを甘さ控えめにしたような感じで、朝の目覚め時にはぴったり。
スポーツ時の疲労回復にも効果的また、このジュースは、スポーツマンにもおすすめです。
スポーツをすることによって発生する活性酸素を抑えてくれる抗酸化物質を多く含んでいます。
スポーツ後の摂取が、疲労回復に大きな効力を発揮するのも同じ原理です。また、バオバブの実に多く含まれるカルシウムやマグネシウム、ポタシウムなどの電解質は、体の隅々への水分補給を助けます。
世界への販売ルート拡大中売り出されてから1年で、当初の10倍増の売り上げを記録したこのマタヒ。
インターネットのほか、フランス、ベルギー、イタリア、クロアチアで取り扱いが開始されました。ヨーロッパで見かけたら、ぜひ手にとって飲んでみたいものです。日本では今のところ未発売ですが、販売ルートを探っているところだそうで、上陸するのも時間の問題かもしれません。
多くの賞を獲得したこの商品は、2015年5月に開幕するミラノ万博博覧会でも、フランス枠で出品される予定です。
マタヒのものではありませんが、日本ではバオバブの実の粉末が手に入るようです。マタヒが上陸するまでに、その効力を試してみるのも悪くないかもしれません。
(冠ゆき)
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