アデコは3月、「将来就きたい仕事」の調査結果を発表した。調査は昨年12月に実施し、日本全国の小中学生(6歳~15歳の男?)1000人から回答を得た。


大人になったらどのような仕事をしたいかを聞くと、男子の1位は「野球選手」(6.8%)、女子の1位は「先生」(11.2%)となった。


2014年の調査開始以来、小中学生男子の将来就きたい仕事で初めて「野球選手」が1位となった。また、小中学生女子では、初めて「パティシエ」以外の職業が1位となった。


■中学生男子の1位「エンジニア・プログラマー」2位「医者」がランクイン


今回の調査では、小中学生女子の将来就きたい仕事で、「YouTuber(ユーチューバー)などの動画投稿者」(1.8%)が10位に入った。小学生女子だと7位(2.3%)にランクインしており、女子の間で人気が顕著のようだ。


一方、調査開始以来、初めて中学生男子の将来就きたい仕事で、「エンジニア・プログラマー」(8.7%)が1位となり、2位は「医者」(7.3%)だった。

プログラミング教育に力を入れていることが、子どもたちの将来の夢にも影響を及ぼしていることがうかがえる。


■「好きな教科」「嫌いな教科」ともに1位は「算数・数学」


最も好きな教科と聞くと、1位は「算数・数学」(20.2%)、2位は「国語」(13.3%)、3位は「体育・保健体育」(11.3%)だった。


一方、「嫌いな教科」でも1位が「算数・数学」(24.1%)、2位が「国語」(14.5%)だった。「好きな教科」で3位だった「体育・保健体育」は「嫌いな教科」では5位(7.1%)という結果となった。