マツコ・デラックスさんが1月25日の「マツコ会議」(日本テレビ系)で、コスプレ文化の発展に驚く場面があった。
放送では、栃木県那須塩原市にあるコスプレイヤーが集まる旅館「石川荘」を特集。近くの観光名所「乙女の滝」やスキー場、神社が人気撮影スポットとなっており、旅館スタッフが市や土木事務所から撮影許可をもらっていることを聞くと
「コスプレってすごい市民権を得たのね。市町村とか土木事務所が『いいですよ』って言うわけだもんね」
とコスプレ文化への理解が深まっている現状に驚いていた。(文:石川祐介)
衣装を手作りするコスプレイヤーに共感「自分で衣装を作っていた時代があった」
番組では、同館奥のスタジオで撮影していたコスプレ好きの夫婦に取材。マツコさんは、コスプレにかかる費用が年間40~50万円と聞くと「でも想像よりも安いから。コスプレってもう産業として成立している」と感想を話した。
また、マツコさんは、妻が扮していた人気漫画『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶの羽織を見て、既製品があるのかを質問。ネット通販で販売している旨を聞くと、
「だから、そのロット数作れるぐらい、このコスプレをしている人がいるってことよ。よっぽどマニアックなキャラをやらない限りは、有名どころのキャラだったら衣装がもうあるってことよね」
と産業としてのコスプレの成熟ぶりに舌を巻き、「日本経済はオタクの人が支えてるのよ。なかなか考えさせられるわね」と印象を語った。