ボーナス。それは日々の労働が報われる瞬間だ。
■「他社と比較すると悲しい気持ちになってしまう」
「正直なところかなり少ない、ボーナスもあるが年1回で金額も小遣い程度の額」(コールセンタースタッフ 30代前半男性 正社員 年収260万円)
「公的資金が入っていた影響で基本給減額、ボーナスは業績連動になっている。特にボーナスは冬がとても少ないので、他社と比較すると悲しい気持ちになってしまう」(事務管理 20代後半男性 正社員 年収550万円)
「ボーナスは平均よりかなり低いかと思います。給料1ヵ月分貰えればまだいい方で、人によっては給料の半分ももらえていないようです」(フロアスタッフ 20代後半女性 正社員 年収300万円)
ボーナスは貰えても「額が少ない」という口コミが目立った。
基本給が低いせいでボーナスも増えず、支給額に納得いかない人も多い。ボーナスが多い同業他社と比べて、仕事への意欲が削がれてしまうこともある。仕事量や成果に対して適正なボーナスを支払ってもらえるかどうかは、仕事を続けていく上で重要なポイントになるだろう。
■正社員でも「支給なし」な人も あまりに少ないなら転職も視野に入れて
「福利厚生は、まずボーナスがない、そして退職金がない。給料も上がることは基本ないです」(オペレーター 30代前半男性 正社員 年収240万円)
「近年は会社の業績不振でボーナスが出ていない。
「支給されるだけまだマシ!」という声もある。アルバイトや派遣社員ではなく、正社員勤務にもかかわらず、ボーナスが支給されない会社も見られた。
ベンチャー企業や家族経営などの中小企業では、まだまだボーナス支給が難しいのが現状だ。収入は、一人暮らしや結婚など自身の人生にダイレクトに影響する。基本給が少なくボーナスもない場合、今後の生活を考えて転職する道も1つの手だろう。
入社前にボーナスの有無や支給額などをチェックし、納得できる条件かどうかを調べることも必要だ。