畑健二郎作、ラブコメ&ブラックユーモア満載の執事コメディー『ハヤテのごとく!』。莫大な借金を抱えて路頭に迷った子羊、主人公「綾崎ハヤテ」と彼を救った大富豪のヒロイン「三千院ナギ」を取り巻く個性豊かなキャラクターたち・・・。
今回は、こんな教師がいるの!?とビックリしてしまうような、破天荒な白皇学院の世界史担当、女教師「桂雪路」の魅力についてをご紹介いたします。

⇒桂雪路とは?(ハヤテのごとく!シリーズ)
http://www.charapedia.jp/character/info/2105/

【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】

■生徒に信頼されるも妹にシカトされるダメ姉貴

 「三千院ナギ」の通う白皇学院で、生徒の信頼は厚いにも関わらず、妹である生徒会長「ヒナギク」にはダメだしばかりされている「桂雪路」。生徒になった「綾崎ハヤテ」の苦労話を理解しているようでしていないような・・・。

 いい加減な奴だと思われがちですが、実は相当な根性の持ち主で、幼いヒナギクを抱え、親の残した借金を返済する為に死に物狂いで働いた女傑なのです。
もしかしたらそのせいで飲んだくれになったのかもしれません。自分勝手で周りを道ずれに災難を起こすタイプですが、昔はヒナギクに負けないほどに美少女だった「桂雪路」。彼女に“女の幸せ”は訪れるのでしょうか?乞うご期待です。

■とことん愛するのはお酒&お金!

 教師をして稼いだお金も、大半を酒代で使い果たす飲んべえな雪路。妹にたかったりと、常にお金に飢えているそのハチャメチャっぷりは、金の亡者としても周囲に迷惑を掛けるダメな大人・・・。しっかり者のヒナギクの心配の種になっています。


 また、かなりの激情家で、生徒やヒナギクの危機にはその力を200%出し切ります。男気溢れた桂雪路の“女としての春”はまだまだ遠い夢の彼方かもしれません・・・。

■愛されてもダメ女では気づけない?

 自由奔放な雪路に好意を寄せているのは、小学校から雪路を見続ける白皇学院の体育教師「薫京ノ介」です。極度のオタクでガンプラとフィギュアに給料の大半を使ってしまうので、意外と雪路とお似合いかもしれません。しかし、「二次元ジゴロ」などと軽蔑する雪路の眼中にない男性です。

 彼女に出会いが無いのは、実は京ノ介のせいかもしれません。
雪路のピンチに現われ、ボロボロになっても雪路への恋路を捨てられない京ノ介。そんな二人の間に入ろうなんて男性はなかなか出てこないでしょう。

 アクが強く、お酒さえ飲まなければ良い女になれる可能性大の「桂雪路」。ハヤテと同じような苦労人ですが、地道な公務員である事が抑止力になり、ラストは良い結果になると期待したいものです。

【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】

★記者:リードさん(キャラペディア公式ライター)