同まつりは、全国の北から南までの地域に存在する伝統芸能を1カ所で観覧できるのが魅力。華やかな衣装と優美な踊りで魅せる岩手県の盛岡さんさ踊りや、三味線や美しい歌声で自由に表現する鹿児島県の奄美の島唄などの舞台があった。島唄を披露した平田まりなさん(29)は「互いの故郷の音楽や伝統を大事にできるきっかけになる」と話した。
初日の終盤には、12団体が参道をきらびやかに練り歩く「伝統芸能パレード」があり、大勢の観客が沿道を埋め尽くした。佐倉囃子や銚子はね太鼓など県内の芸能も華やかな大行列に参加した。
同まつりは今年で12回目。昨年は2日間で約20万人が来場した。14日は午前11時~午後4時に開催。問い合わせは実行委員会(電話)0476(20)1540。
(渡辺翔太)