鼻水とくしゃみが止まらない季節がやってくる-。花粉が本格化する春を前に、民間気象情報会社「ウェザーニューズ」(千葉市美浜区)が、今春の花粉の飛散予想を公表した。
全国的に平年の飛散量を上回る予想で、千葉県内では今月中旬からスギ花粉の本格的な飛散が始まる見込みだという。既に県内の同社の観測地点では微量の花粉が確認され始めているといい、同社は早めの対策を呼びかけている。
(井田心平)
 同社の予想では、県内では今月中旬からのスギ花粉の本格的な飛散に続いて、ヒノキ花粉は3月中旬から飛散が始まり、同月下旬から本格飛散の見込みだという。
 今春の花粉全体の県内の予想飛散量は平年比1・21倍と多め。前年比でも1・14倍。全国平均は平年比1・28倍で、首都圏8都県では山梨県が同1・41倍、群馬県が同1・24倍などとなっている。
 同社の担当者は「本格的な飛散の前に抗アレルギー薬などの服用を始めることで、全体的な症状を軽くすることができるとされている」と説明。その上で、本格的な飛散開始後は「マスクや花粉対策用眼鏡を着け、外干しの洗濯物は、はたいてから室内に入れてほしい」とした。
 同社によると、夏の日照時間が長く高気温であればあるほど、花粉の発生源となる雄花の成長が促される傾向にある。昨夏は記録的な猛暑が続いたことで花粉を出す雄花の成長が促進されたことなどが、今春の飛散量増加見通しの理由だという。
◆56%が花粉症
 同社がスマホアプリのユーザーを対象に行った調査では、回答した約1万人のうち56%が花粉症だったという。2人に1人が花粉症という計算になることから、同社は「まさに国民病と言っても過言ではない」としている。
編集部おすすめ