今年で3回目の開催となる同展は、損保ジャパン日本興亜美術財団の公益財団法人への移行を機に創設され、財団設立以来35年に及ぶ作家支援活動の理念を継承した公募コンクール形式の展覧会。
展示作品は、748点の応募作品から選出された受賞作品9点および入選作品61点の全70点。なお、今回のグランプリには宮里紘規の『WALL』、優秀賞には大橋麻里子の『La Foret』、和田和子の『ガーデン(木洩れ日)』、村上早の『カフカ』が選ばれている。また、会期中は来場者投票による『オーディエンス賞』の選出を行い、次回の同展開催時に展示する。なお今回、グランプリ、優秀賞を受賞した4人の作家は、3年ごとに開催予定のグループ展に出品される。