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ソウルの中心地である南山のふもと、会賢洞に新しくオープンするアート・文化施設「piknic」。
会場内では坂本とナムジュン・パイク、Alva Noto、高谷史郎、アピチャッポン・ウィーラセタクン、Zakkubalan、ユ・ソンジュンらとのコラボレーション作品を展示・上映。また坂本の代表曲を鑑賞できるほか、音と映像のインスタレーション作品『LIFE - fluid, invisible, inaudible...』『water state 1(水の様態1)』や、1980年代から1990年代、2000年代にかけての坂本の活動を紹介する。さらに鑑賞者限定でpiknic内のルーフトップへの入場も可能となっており、ラウンジではBluetoothヘッドホンで坂本の曲を堪能できる。
『戦場のメリークリスマス』『ラストエンペラー』『天命の城』などの映画音楽を手掛け、国際的に活動する坂本龍一。韓国内でもポピュラーなアーティストとして名前を知られている。同展では坂本が森林保全、人権問題への提言や活動、原子力発電や日本の憲法改定への反対姿勢を明確にする社会運動家でもあることを、韓国国内にもっと知らせるためのねらいも含まれている。