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Text by CINRA編集部



展覧会『MOT Plus サウンドウォーク・コレクティヴ & パティ・スミス|コレスポンデンス』が4月26日から清澄白河の東京都現代美術館 企画展示室B2Fで開催される。



東京都現代美術館とYYが共同主催、イベントシリーズ『MODE』が企画協力する同展では、ミュージシャン、詩人、画家、パフォーマーのパティ・スミスと、アーティストのステファン・クラスニアンスキー、プロデューサーのシモーヌ・メルリが率いる現代音響芸術集団Soundwalk Collectiveによる現在進行形の最新プロジェクト『コレスポンデンス』を紹介する。



ステファンがフィールドレコーディングによって「音の記憶」を採集し、パティがその録音と対話を重ねて詩を書き下ろし、そのサウンドトラックに合わせてSoundwalk Collectiveが映像を編集。こうした「往復書簡(=コレスポンデンス)」によって生まれた8つの映像作品を同会場に合わせて構成されたオーディオビジュアルインスタレーションとして展示する。



チェルノブイリ原発事故や森林火災、動物の大量絶滅といったテーマを探求するとともに、アンドレイ・タルコフスキー、ジャン=リュック・ゴダール、ピエル・パオロ・パゾリーニ、ピョートル・クロポトキンといった芸術家や革命家を参照しながら、人間と自然の関係やアーティストの役割、人間の本質について問いかけるという。



また、世界各国を巡回する『コレスポンデンス』は、開催地ごとに新しい作品が制作されており、日本でも滞在制作を行い、新作を発表。4月26日にはアーティストトークも予定されている。



さらに『MODE』らが主催する『コレスポンデンス』のパフォーマンス公演が4月29日にロームシアター京都 サウスホール、追加公演として5月2日に東京・初台の新国立劇場 オペラパレスで開催(5月3日はチケット完売)。巨大スクリーンに投影される映像をポルトガル出身の映像作家ペドロ・マイアが担当する。アンサンブルにはチェリストのルーシー・レイルトンらが参加するほか、パティ・スミスがボーカルとして出演する。



Soundwalk Collectiveとパティ・スミスによる展覧会&パフォーマンス公演が開催

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