Netflix『ラヴ上等』最終回が明日公開。これまでのエピソードを詳しくおさらい

Text by 廣田一馬

ヤンキーたちによる異色の恋愛リアリティとして大きな話題を読んでいるNetflix『ラヴ上等』。

日本だけでなく韓国でも盛り上がりを見せている。

舞台となるのは、山奥にある学校「羅武上等学園」。元暴走族総長、元ヤクザ、最終学歴は少年院、周りから「不良」と恐れられた過去を背負うヤンキーの男女11人がぶつかり合いながら14日間の学校生活をともにし、最終日、卒業式で愛する人に告白する。

全10エピソードのうち、ラスト3話となるEp.8～10は12月23日（火）に配信。今回の記事では、エピソード7までの内容を振り返る。

壮絶な過去を持つヤンキーたちが学校へ集結するエピソード1は自己紹介からスタート。ミルクとつーちゃんの喧嘩で始まった自己紹介や、調理スペース「ラヴキッチン」での夕食作りが行われた。

夕食作りの際にはミルクとBabyがリビングに抜け駆け。その後様子を見に来たつーちゃんと3人で賭けをした結果、「つーちゃんが気になる人ができたら2人に伝える」という約束が結ばれた。

キッチンに戻るのが遅くなったミルクに対し、二世が怒りを露わに。「無駄に絡んでくんなガキが」「まだヤンキーしてんの？」と、衝突する場面が映し出された。

食事の際にはそれぞれの恋愛経験や背負った過去が語られ、金と愛の見分けがつかない恋愛をしてきたと語る二世に対して、おとさんが親近感を持つ様子も。夕食の片付けでは、ヤンボーがBabyに積極的に話しかけチェキを撮影した。

1日目の夜には、男性が気になる女性に匿名のラブレターを書き、女性陣は男性全員を「◯」か「×」で評価。ミルク、ヤンボー、つーちゃんはBabyに、タックル、二世はきぃーちゃんにラブレターを書いた。

一番多くのラブレターを獲得したBabyは、気になる異性を指名してサウナに行くことに。

Babyはミルクを指名し、2人の関係が急接近。一方、ヤンボーは「舐めやがってホンマ、ガキが」と苛立ちを隠せず、サウナから帰ってきたミルクと険悪な雰囲気となる。

サウナの翌日、ヤンボーとミルクの間に緊張が走るなかで、デートを賭けた手押し相撲によるタイマン勝負が開催される。

勝利したタックルはきぃーちゃんを指名し、和食デートへ。ここまで誰が好きなのかわからなかったタックルが、きぃーちゃんに対する熱い想いを見せた。

その後、メンバーは子ども食堂の準備をスタート。子どもたちと気さくに話すヤンボーに好感を持ったてかりんは、ヤンボーがBabyに積極的に話しかけない態度にむかつきを感じサウナに誘う。サウナでヤンボーの優しさに触れたてかりんは「好きなのかな？　恋しちゃってる？」とヤンボーに対して好意を感じ始める。

翌日、社会科見学と称して歌舞伎町のホストクラブに訪れた女性陣は、追加メンバーのてんてんと出会う。

スタッフに呼び出されたヤンボーは、自身の発言によって退学を告げられる。

ヤンボーに好意を寄せていたてかりんは号泣。「仲間の印」としてキーホルダーを受け取る。

ヤンボーの退学によって重い空気の学校に、転校生としてホストのてんてんが合流。男性メンバーと険悪な雰囲気が流れるなか、てんてんはデートの相手としておとさんを指名し乗馬デートへ。てんてんの少年院に行った過去について語られ、おとさんも逮捕歴や整形について想いを吐露した。

きぃーちゃんとタックルは、ラヴキッチンで祭りのたこ焼きを試作。作ったたこ焼きを味見して「美味しくない」と語るてんてんに対してタックルがタックルをかまし、きぃーちゃんが好感を持つ場面も。

その後のサウナタイムでは、つーちゃんがきぃーちゃんを指名。つーちゃんの過去の恋愛が明かされた。

一途なタックルに対して「異性として見れていない」と伝えるきぃーちゃん。タックルはきぃーちゃんを振り向かせるため、心を燃やしはじめる。

その後、六本木のクラブに繰り出したメンバーは転校生のあもと出会うが、水を使ったパフォーマンスがBabyの逆鱗に触れトラブルに。「水はヤベェだろ」というBabyの怒りの言葉が飛び出した。

キャバクラでの勤務経験があるおとさんはあもへの感情を二世に話すが、共感してくれない二世に対して不満を見せる。

トラブルの際にあもの顔を傷つけてしまったBabyは退学の危機に陥るが、あもに謝罪し2人は和解。「これまでの関係を潰して全員を狙う」と語るあもに、二世は好意を隠さずアタックを開始する。

二世の様子を快く思わないおとさんは彼女がほしい理由とゴールを二世に聞き、昼のサウナタイムでも二世を指名。二世を振り向かせるため、大胆な行動に出る。

おとさんは二世に対して、結婚相手を探していること、子どもが欲しいことを伝え号泣。不満をダイレクトにぶつけられた二世は困惑しつつ、あも、Baby、おとさんのなかから相手を絞り始めることを決意。

第一印象では二世が気になっていたとBabyが伝え、ミルクも含めた複雑な関係性が動き始める。

共同生活も中間地点となり、男性陣は女性陣に手紙をしたためる。

Babyにはミルクと二世、あもにも二世、てかりんにはてんてん、きぃーちゃんにはタックルとつーちゃん、てんてんが、おとさんにはタックルと思われる人物から手紙が贈られた。

一方で女性陣は、気になる男性に「◯」を書いた手紙を投函。二世が5枚、てんてんが3枚、ミルクが1枚、タックルが0枚、つーちゃんが5枚の手紙を獲得した。

メンバーの恋愛をかき乱していることから、二世がグランピングに行く権利を獲得し、Babyを指名。Babyは過去の辛い経験を二世に語り、二世も母親に迷惑をかけ、更生するまでのエピソードを話した。

これまでミルクのことが気になっていたBabyだったが、二世のほうが「キュンとした数は多かった」と話し、心が動き始めている様子を見せた。

学校で子ども食堂の準備をしながら待つミルクは、おとさんとつーちゃんにBabyとの会話の噛み合わなさを吐露。グランピング後にBabyはミルクを教室に呼び出し、ミルクと二世の間で揺れ動いていることを伝える。ミルクは「甘えたい」と語るBabyに違和感を抱き始める。

ヤンボーのことが忘れられず、一人泣くてかりんの様子から始まるエピソード6。

夜の音楽室では、Babyと二世が、仮に付き合ったあとの遠距離恋愛について話し合う。一方、階段ではてんてんとてかりんが2人でトーク。容姿を褒められたてかりんはてんてんに気持ちが芽生え始める。

子ども食堂の準備のため、ミルク、Baby、タックルは職人として現地へ。あもと二世はプレゼントのクッキーを作るために2人でラヴキッチンで作業を始める。

準備後のサウナタイムでは、てかりんがてんてんを指名しサウナへ向かうが、てんてんの「若い」という発言に対して不満を覚える。

その後、てかりんとてんてんは子ども食堂に移動。てかりんは子どもたちへの気遣いができるてんてんに想いを寄せ始める。

てんてんも子ども好きなてかりんに好印象を持つものの、仕事と恋愛のバランスが保てるのか不安を感じていることをきぃーちゃんに伝える様子が映された。

てかりんとてんてんの関係に変化が起こる一方で、二世やBabyを取り巻く関係にも変化が起こり始める。

エピソード7は号泣するおとさんと困惑する二世のシーンからスタート。

子ども食堂の壁をBaby、タックルと共に塗りに来たミルクは、Babyの職人としてのあり方に愚痴をこぼす。

それぞれが迷いを心に抱えるなか、屋形船での宴会が行なわれることに。

あもと二世は距離をさらに縮めるが、煮え切らない態度をとる二世に対して、あもは内心不満を抱き始める。あえて二世と距離を取っていたおとさんは二世以外好きにならないこと、最後まで諦めないことを伝えた。

一方、ミルクはBabyに対して、会話の噛み合わなさを改めて実感。二世とBabyの会話につーちゃんが乱入し、つーちゃんの包容力にBabyの気持ちが揺れ始める。

てんてんは、自分がヤンボーの埋め合わせに使われていると感じていることをてかりんに告白。不満があったときにはまっすぐに話し合えるてんてんの性格に、てかりんは好意を強めていく。

それぞれの好意が固まりはじめるなか、エピソード8の予告では出演者の距離がいま以上に縮まる描写も。

ヤンキーたちの恋はどんな結末を迎えるのか。エピソード8～10は、12月23日（火）に配信予定だ。

番組内でサウナに行ったペアは以下の通り。

Baby×ミルク（エピソード1）
てかりん×ヤンボー（エピソード2）
つーちゃん×きぃーちゃん（エピソード3）
おとさん×二世（エピソード4～5）
てかりん×てんてん（エピソード6）