Text by CINRA編集部
映画『嵐が丘』が2026年2月27日に公開。本予告編、本ビジュアルが到着した。
『バービー』の製作陣が贈る『嵐が丘』の原作は1847年に刊行されたエミリー・ブロンテの同名ベストセラー小説。『バービー』のマーゴット・ロビーが主演、プロデューサーを務める。監督・脚本は『プロミシング・ヤング・ウーマン』のエメラルド・フェネル。プロダクションデザインは『教皇選挙』のスージー・デイヴィーズ、衣装デザインは『バービー』のジャクリーン・デュラン、撮影監督は『ラ・ラ・ランド』のリヌス・サンドグレンが担当した。
予告編は、イギリス・ヨークシャーの広大な大地を背景に、身分の違いを越え、幼少期より心惹かれあうキャサリン(マーゴット・ロビー)とヒースクリフ(ジェイコブ・エロルディ)の姿を描いたもの。「もしお金持ちになったら何したい?」と未来を語り合う様子や、キャサリンのもとを一時去ったヒースクリフが再び登場するシーン、「キスしよう。二人の運命がどうなろうとも」というセリフが確認できる。
音楽をCharli XCXが手がけ、予告編には“Chains of Love”を使用。Charli XCXは「脚本を読んで、すぐにインスピレーションが湧いてきて、この世界観に寄り添う楽曲を1曲ではなく、複数作り始めた。前作のアルバム制作で深く潜っていたところだったから、まったく新しい、真逆の世界へ飛び込めることにワクワクした。『Wuthering Heights』と聞いて思い浮かぶのは、情熱と痛み、イングランド、荒野、泥と寒さ、そして執念と強さだった」と明かす。
本ビジュアルには、キャサリンとヒースクリフが口づけを交わそうとする姿が写し出されている。
【あらすじ】
「あなたは私のすべて。君は僕のすべて。」――物語の舞台はイギリス・ヨークシャーにある広大な高台<嵐が丘 (Wuthering Heights)>。この“嵐が丘”に佇む、アーンショウ家の屋敷に住む美しい令嬢キャサリン(マーゴット・ロビー)と、屋敷に引き取られた孤児ヒースクリフ(ジェイコブ・エロルディ)の身分の違うふたりは、幼少のころより心を通い合わせる。やがて大人になった二人は、互いを求め激しく惹かれ愛し合う。だが永遠を誓った愛は、身分の違い、周囲の境遇、そして時代の渦に飲み込まれ、予期せぬ道をたどる。“嵐が丘”を舞台に、心赴くままに愛し合う二人を待ち受ける衝撃の運命とは……?
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