■待ちに待ったF1 2024年シーズンは、もうすぐそこ!
●ルイス・ハミルトンがフェラーリ移籍のビッグニュース
長かったF1のオフシーズン。ようやく全車新車発表&プレシーズンテストが終わり、いよいよ第1戦バーレーンGP(2月29日~3月3日)が始まりますね!
いつかエアロレーキ付きマシンを生で見てみたい!(2024年プレシーズンテスト)それにしても久しぶりに見るF1ドライバーは、やっぱりかっこいい。まだまだF1沼から抜けられそうにありません。
それよりですよ。オフシーズン中に世界中のF1ファンが驚いたであろう、ルイス・ハミルトンのフェラーリ電撃移籍事件。私も最初このニュースを主人から聞いた時には、「ご冗談を。何かの噂かフェイクニュースでしょう」なんて思いましたが、2025年シーズンから移籍と正式発表が出たではありませんか。
なぜ来シーズンのことを発表したのか、若干モヤっとしたのは私だけ!? でもきっと、大人の事情があるのでしょう。デビュー当時からメルセデスと共に歩んできたイメージがあったので、フェラーリはめちゃくちゃ驚きました。そこにくるかー!って。
赤のハミルトン、かっこいいだろうなぁ。早く見たいなぁ。
とは言え、まだ2024年シーズンも始まっていないわけで(汗)。
●マックス・フェルスタッペン最強時代は続くのか!?
まずは2023年F1チャンピオンを獲得し、22戦中19勝と前代未聞の強さをみせつけたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)です。どのポジションからスタートしても冷静で、気がつけばトップ独走状態。速さはもちろんですが、チャンピオンとしての心の強さも持ち合わせていたように感じました。
圧倒的な強さとオーラを誇るフェルスタッペンは若干26歳。いや~、落ち着いているなぁ。これからどのような記録を樹立していくのか楽しみです!
一方、心配だったのがチームメイトのセルジオ・ペレス。
表彰台には7回上がっているものの、どうしちゃったの?と思うような走りもあったり、今までの【職人ペレス】とはまるで別人のようなシーズンでした。チームメイトが強すぎるという、精神的なこともあるのでしょうか…。
2024年シーズンもレッドブルから参戦しますが、今年こそ笑顔のペレスが見たい! そして喜びを爆発させすぎてドライバーより目立ってしまう、ペレスパパが見たーい!!
●個人的大注目ドライバー&チームは?
私が一番注目しているのが、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。
1981年生42歳のアロンソは2001年にF1デビューを果たし、2005、2006年にワールドチャンピオンを獲得。2018年シーズンを最後にF1から引退するも2021年に再びF1の世界へ戻り、現在もベテランドライバーらしい素晴らしい走りでファンを魅了する超人です。
とは言え、復帰してから表彰台にあがったのは2021年F1第20戦カタールGP(3位)のみ。
しかしですよ。2023年にアストンマーティンに移籍したアロンソが再び開花したではありませんか! 開幕戦3戦連続3位表彰台に続き、第7戦モナコGP、第9戦カナダGP、そして第14戦オランダGPで2位という快挙。決してトップチームとは言えないアストンマーティンで結果を出しているのが、またかっこいいんですよねぇ。
私がF1にハマったのは2006年。アロンソが当時の絶対王者、ミハエル・シューマッハと熱いバトルを繰り広げていた時代です。
そういえば、アロンソF1ラストランとなる予定だったであろう、2018年のアブダビGPにその勇姿を一目見たくて現地に家族総出で行ったんです(父は大のアロンソファン)。サイン会ではたくさんのファンが集まり熱い声援が送られ、決勝ではドーナツターンも披露。
でも今の走りをみると、あの出来事は幻だったのはないかと思ってしまうんです(笑)。そんなアロンソを今シーズンも目一杯応援します!
そして、2023年シーズン後半を盛り上げてくれたマクラーレン。開幕直後はうまくいっていなかったものの、第11戦イギリスGPの大型アップデートで、まるでサナギから蝶のように進化。表彰台常連となり、新人オスカー・ピアストリは第18戦カタールGPのスプリントレースで見事優勝することができました。
チームメイトのランド・ノリスは優勝こそできなかったものの、第12戦ハンガリーGPの表彰台でシャンパンをあけようと地面に勢いよく叩き付けたら、フェルスタッペンの優勝トロフィーを壊すという伝説をつくりましたよね(笑)。おちゃめな一面が可愛いノリスに、心奪われた方も多いのでは!?
これからのF1をひっぱていくであろうマクラーレンコンビから、今シーズンも目が離せませんっ。
F1参戦4年目となる角田裕毅選手(ビザ・キャッシュアップRB)も忘れてはいけませんよね。シーズンを重ねるごとに成長を遂げ、2023年最終戦アブダビGPのレース序盤でトップにたったときは興奮したなぁ。このレースを最後にチーム代表を退任したフランツ・トストさんへの感謝の気持ちがたくさん詰まった熱い走りには、胸をうたれるものがありました。
また2021年、2022年のチームメイト、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)をはじめ、多くのF1ドライバーからの愛されキャラになりつつあって、同じ日本人としては嬉しい限りです。4月に鈴鹿サーキットで開催されるF1日本GPでは、表彰台に上がる姿を見たいです。
日本人といえば、2024年シーズンからハースのチーム代表に就任した小松礼雄さんにも大注目です。これからF1の世界を目指す日本の若者にとって、希望の星となるはず。個人的にドライバーのケビン・マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグも大好きなので、この新体制は楽しみすぎます!
楽しみ満載なF1 2024年シーズン。F1日本GPのイベント情報も更新されてきて、興奮して眠れない日々が続きそうです。
(yuri)