所要で降りたJR四ッ谷駅で「負けるもんか。」という看板を見つけました。
ホンダが掲げる「負けるもんか。」の相手は、プリウスやアクア、ミライース、はたまた米国カムリや現代ソナタでもありません。
がんばっていれば、いつか報われる。持ち続ければ、夢はかなう。そんなのは幻想だ。たいてい、努力は報われない。たいてい、正義は勝てやしない。
負けるもんか。
この看板この内容この情熱、己の目と心も痛いっす!
そして、ふと東京オートサロンで伊東社長が書いたメッセージを思い出しました。あの「HONDAのクルマをもっとおもしろくするゾ!!」です。
伊東社長は当時不可能といわれた総アルミボディを実現させ、夢のスーパースポーツ「NSX」を開発した経歴をお持ちです。特に伊東社長が関わったアルミボディの開発は超絶困難を極めたと聞き及んでいます。きっと「負けるもんか」との果てしない戦いだったのでしょう。
NSXやホンダに限らずですが「負けるもんか」こそが、限界を突き抜ける唯一無二のエネルギーなのだとあらためて実感した次第です!
(拓波幸としひろ)
画像付き元記事はこちら:たいてい努力は報われない・夢はかなわない、だから「負けるもんか」がホンダ流!(http://clicccar.com/2012/05/20/153821)