野中生萌が日本女子初の7秒台【スピードジャパンオープン盛岡大会予選】

2021年06月18日(金)11:09

　18日午前、スピードジャパンオープン盛岡大会（岩手県営運動公園スポーツクライミング競技場）の男女予選が行われ、野中生萌が日本女子初の7秒台をマークした。

　野中は試技1本目に公式大会では日本女子初となる7秒台、7.95秒を計測すると、2本目には7.88秒で記録をさらに更新した。

野中と同じ東京五輪代表の野口啓代は8.75秒だった。男子では楢崎智亜が5.90秒を計測し、男女ともオリンピック出場選手が予選最速タイムを叩き出した。

　なお、この3名は本日夕方に行われる決勝には進まず。この直後から始まる第4回コンバインドジャパンカップ予選のボルダリング、リードに臨む。

＜リザルト＞

【女子】
1位：河上史佳（鳥取県山岳・スポーツクライミング協会）／10.34秒
2位：林奈津美（奈良県山岳連盟）／10.44秒
3位：滝口萌（福島県山岳連盟）／10.66秒
4位：大嶋あやの（無所属）／13.05秒
――――――
5位：多月萌々菜（鳥取県山岳・スポーツクライミング協会）／14.79秒
※野中生萌（XFLAG）／7.88秒
※野口啓代（TEAM au）／8.75秒

【男子】
1位：池田雄大（無所属）／6.22秒
2位：大政涼（松山大学）／6.435秒
3位：竹田創（日本体育大学）／6.439秒
4位：安川潤（千葉県山岳・スポーツクライミング協会）／6.45秒
5位：北見宗和（無所属）／6.79秒
6位：三田歩夢（船橋市立船橋高等学校）／7.24秒
7位：山本恭也（愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟）／7.48秒
8位：真鍋竜（愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟）／7.49秒
――――――
9位：本明優哉（岩手県山岳・スポーツクライミング協会）／7.55秒
10位：古屋生吹（岩手県山岳・スポーツクライミング協会）／8.11秒
11位：岡山直椰（岩手県山岳・スポーツクライミング協会）／8.14秒
12位：佐々木健惺（岩手県山岳・スポーツクライミング協会）／8.28秒
13位：阿部央彦（愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟）／8.85秒
14位：藤野柊斗（千葉商科大学付属高等学校）／FALL
※楢崎智亜（TEAM au）／5.90秒

※左から氏名、所属先、成績
※出場人数により、女子は上位4名、男子は上位8名が決勝進出。野中生萌、野口啓代、楢崎智亜は決勝辞退

大会特設サイト
大会公式掲示板（競技順・成績速報などはこちらから）