女優の石田ゆり子お笑いコンビナイツの塙宣之が出演する、日本スポーツ振興センター・MEGA BIGの新CM「マンネリの日々」編が、3日より放送される。

新CMでは、塙が売り場に現れるパンダの声を担当。
動物園で不自由のない安定した生活を送っているパンダ(塙)だが、欲のままに生きるも何かが足りないと思い悩んでしまう。そんなある日、タイヤで遊んでいると突然、動物園からBIG売り場にワープ。困惑するパンダに石田店長が優しく話しかけてくる。

■ナイツ塙宣之インタビュー
――パンダの声を務めた感想を教えてください。

最後のオチをどう取っていただくのかを(見ている人に)委ねたいと思いました。結構ファンタジーなので。
オチのセリフではめちゃくちゃうれしいときって、人間、どういう声になるのかっていうのを自分の中で考えました。「やったー!」っていうときと、「よっしゃ」っていうときあるじゃないですか。まあ僕はどっちかっていうと、うれしいときほど真顔になる人間なんですけど、それが人とやっぱり違うので、難しかったですね。

――今回のCMの見どころを教えてください。

パンダのクオリティーがやばかったなっていう。CMのパンダを擬人化すると、だいたい40代の男性っていうことになるのですが、普段安定はしているけど、なんか刺激が足りないっていう人ってめちゃくちゃいると思うんですよね。
(そういう人に)刺さるんじゃないかなと思いまして。それが一番の見どころだと思います。

――CMのオファーが来たときの気持ちは?

「パンダを嫌いな人はいないんだ」というお話を聞いたので、スーパースターなんですよね、パンダっていうのは。パンダの声をやれるっていうことは、すごいことで、それが一番うれしかったですね。もうみんなに自慢できるじゃないですか、パンダをやっているんだよっていう。

――12億円が当たったらやりたいことは?

どうしても治らない皮膚のかぶれとか背中のイボを取りたいとか。
細かいことを足すとたぶん1億円くらいになると思うので、それでもまだ11億余るので、もうちょっと部屋を改築したいっていうとこですかね。ただ、今しゃべっていて思ったんですけど、漫才協会とかそういうことを言ったほうがいいんだなって、今、途中で気付きましたので、やっぱり浅草東洋館、漫才協会を全部買収したいですね。塙漫才協会とか。

――日々刺激を受けていることを教えてください。

寄席とかに出ているんですけど、あんまり寄席ってお金もらえないんですよね。お客さん8人ぐらいで、「なんで俺こんな寄席やっているのかな」と思ったら、やっぱりちょっと刺激が欲しい(からやっている)みたいな。
結構、日々刺激はいただいていますね。いびきをかいているお客さんがいたりとか、そういうことがやっぱり自分の中でたまに欲しいときがどうしてもあるんですね。だから、それをやらなくなっちゃうと、ちょっと良くないのかなとは思いますね。

――父の日にプレゼントをもらった事はありますか?

父の日のプレゼントは難しいと思うんですよね、あげる人も。僕も1回、父の日にブルゾンを買ったら返されましたね、お店に。それからトラウマになって、何あげていいか分からなくなっているんですけど。
(自分の)子供には、お父さんの似顔絵みたいのは描いてもらったことはあります。この前、誕生日だったんですけど、そのときにプレゼントをくれたんですよ。それはうれしかったですね。(プレゼントは)ノートと修正ペンと鉛筆だったんです。福岡に泊まりだったんですけど、1階のローソンのレシートが出てきたので、途中で(誕生日に)気付いたんだろうなっていう感じには思います。なかなか世の中にいるお父さんはね、プレゼントを忘れられているんじゃないかなと思いますね。


――父の日にもらえたら嬉しいものはありますか?

女の子3人なのでね、僕は野球が好きなので、一緒に野球観に行ってくれるっていうのが一番のプレゼントですね。