大野拓朗、初の海外ステージに挑む
2019年に俳優修業のため、単身ニューヨークに留学した大野。
『Pacific Overtures』は、黒船来航を機に幕末の日本が鎖国を解き西洋化へと向かう動乱を、巨匠ソンドハイムの楽曲により描いた、1976年のブロード ウェイ初演以来、世界各地で上演されている名作。この西洋の視点で日本を題材にした意欲作を、梅田芸術劇場とメニエール・チョコレート・ファクトリー劇場が日英共同で制作。2023年3月・4月に東京・日生劇場と、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて、日本キャストによる日本公演を上演し好評を博した。
○■大野拓朗 コメント
初めての日本国外での英語の芝居。まずは現地イギリスのオーディエンスにこの作品の物語をしっかりと伝えること。そして、日本人である自分にしかできない、日本の文化を体現できたらと思っています。自分自身初めての渡英なので、英語での芝居だけでなく慣れない環境への順応など、苦労することも多々あるかと思いますが、全力で楽しんで、日本の皆さんにもたくさんの刺激や夢を与えられるきっかけになれたらと思います。