予告映像は、「スワイプして出会った人のことを本当に知っていますか?」という問いかけから始まる。
しかし、時を同じくして起こったアプリ婚カップルの連続殺人事件を捜査する刑事の動きも映し出されるなど、輪花に徐々に忍び寄っていく不穏な空気が流れる。予告公開により、主題歌がAimerによる「800(エイトハンドレッド)」に決定したことも明らかに。Aimerの歌声とともに映像が一気に加速すると、「どんな人間にもいくつもの顔がある」「あの男には近づかない方がいい」「私は何も知らなかったみたい」など、意味深な言葉が飛び交い、泣き崩れる輪花の姿も。「このままウソを突き通すの?」という声に応えるように、「私だって愛していた……」と絞り出すような輪花の声の余韻が響く中、Aimerの「信じたくて…」という切ないボーカルで幕切れとなる。
○■土屋太鳳 コメント
衝撃の波に飲み込まれそうになる『マッチング』の世界。その世界を、母性で寄り添うような歌詞と素晴らしい音で包み込んでくださって、本当に有難うございます。噛みしめて聴きたいと思います。
○■佐久間大介 コメント
歌詞がどのキャラクターにあてはめても全部ちゃんとつながっている歌詞だなと感じたので、この作品に寄り添っていただいた素敵な楽曲だと思いました。
○■金子ノブアキ コメント
とても浄化されるといいますか、素晴らしいお声ですよね。癒されましたし、救われました。
○■Aimer コメント
・オファーを受けた時の感想をお聞かせください。
とても光栄に思いました。サスペンス・スリラーという個人的にも胸踊るジャンルでの内田英治監督の作品に、主題歌として関われることが嬉しかったです。
・楽曲制作にあたって考えた世界観やイメージに、本作の脚本を読んだ感想、「800(エイトハンドレッド)」というタイトルに込めた意味をお聞かせください。
劇中で主人公の輪花は、何を信じていいか分からない状況に置かれます。普段の生活においてわたしたちも無数の情報の波にさらされて、相対するものが、或いは自分自身の感情すら、何が真実で何が嘘なのか分からなくなる瞬間があると思います。
・映画の本予告に「800(エイトハンドレッド)」が流れますが、本予告で初めて楽曲を聴く観客へのメッセ―ジをお願いいたします。
主題歌「800(エイトハンドレッド)」が「マッチング」という作品をみなさんの心により鮮やかに残すための、ひとつのトリガーになれたら嬉しいです。作品と共に楽曲もぜひ、映画館で楽しんでいただけますように。
【編集部MEMO】
同作は内田英治が監督・脚本を務めるオリジナル映画。
(C)2024『マッチング』製作委員会