映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)の公開初日舞台挨拶が8日に都内で行われ、大野りりあな、小栗旬、杏、滝沢カレン役所広司、八鍬新之介監督が登場した。

同作は黒柳の自伝的小説で、1981年に出版されると日本累計発行部数800万部を突破、20以上の言語で出版され、世界累計発行部数は2,500万部を突破した世界的ベストセラーのアニメ映画化作。
何事にも好奇心旺盛でお話好きな小学1年生のトットちゃん(=黒柳)は、落ち着きがないことを理由に通っていた小学校を退学になってしまい、東京の自由が丘に実在したトモエ学園に転校する。子どもの自主性を重んじる教育を掲げたトモエ学園でのトットちゃんの日々を描いていく。

○■映画『窓ぎわのトットちゃん』で黒柳徹子の母の声を務めた杏

イベントでは黒柳からの手紙が読み上げられ、トットちゃんのママの声を務めた杏に対して「杏様。母の声をやってくださって本当にありがとうございました。母の声とぴったりでとても嬉しかったです。病院でお会いした偶然が、思い出してみても楽しかったです。
今パリにお住まい? お元気でね、子供かわいい? また会いたいわ。じゃあね」とメッセージ。

杏は「すごく嬉しかったんですけど、すごいプライベートな話だったので、補足します」と苦笑し、「そこまで密に連絡を取ってなかったんですが、子供を産んだ直後にたまたま連絡を取っていたら『え? 私、近くにいるんだけど』と言って、病院に駆けつけてくださったんです」というエピソードに会場は驚き。「その時に子供を見てもらったりとか、(今作の)収録の時も、実は子供にご挨拶させて会っていただいたりして、そういうわけで本当に孫のように子供たちのことをかわいがってくださっているので、ぜひ曾孫まで見ていただきたいなと思っております」と感謝した。