女優の上戸彩が8日、都内で行われたAmazon Original ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』(2月9日より世界独占配信)の配信記念イベントに、主演の大沢たかお、共演の中村蒼、前原滉、笹野高史夏川結衣江口洋介とともに出席した。

本作は、1988~96年に『モーニング』(講談社)で連載された大ヒットコミック『沈黙の艦隊』を原作とし、大沢主演で実写化された映画『沈黙の艦隊』で描かれた“序章”とも言える物語に加え、その後、東京湾に戦いの舞台を移し日本だけでなく世界を巻き込んでいく衝撃のクライマックスまでを描く、全8話の“完全版”ドラマ。


同イベントに出席したキャスト陣は、本作で繰り広げられる激しい潜水艦戦の舞台となる東京湾から船に乗って登場したが、政府の陰謀を訝る報道ニュースキャスター・市谷裕美役を演じる上戸は「東京湾の海の中で戦いが行われていたと思うと感慨深いものがあるんですが、大沢さんに『撮影層でしたか?』って聞いたら、『俺スタジオだから』って言われて、そうだったと思いました(笑)」と笑いつつ、「今日は陽が出ていて暖かかったですし、ちょっと興奮しました。楽しかったです」と声を弾ませた。

また、原子力潜水艦“シーバット”に核ミサイルを積んだまま反乱逃亡する海江田四郎(大沢)、“シーバット”を追いかける海自のディーゼル潜水艦“たつなみ”の艦長・深町洋(玉木宏)、内閣官房長官の海原渉(江口)のうち、“上司”にしたい人を聞かれた上戸は、深町洋を挙げ「1番人間らしいので部下としては安心しますよね」と理由を説明し、「海江田さんは何を考えているのかわからないので、部下としてはドキドキしちゃうし、深町さんはチームを大事にされる方で、チームを愛した上でトップに立たれてリーダーになっているので、人間味あふれて愛情あふれるのが深町さんかなという感じです」とコメント。

同じ質問に、大沢は自身が演じた海江田ではなく、深町の名前を挙げ「上戸さんが言ったように、人間味があふれていて信頼できるというところですね。海江田にはまずついて行かないんですし(笑)、海原官房長官も迷ったんですけど、残業が多そうで大変そうだなと思ったので、1番失敗しても軽く怒られる深町くらいがちょうどいいのかなと思いました」と吐露して笑いを誘った。