○今年のアウトレットは事前予約制で大きな混乱なし

今年は、CP+会場でのアウトレット販売は実施されず、「PAFアウトレット2024横浜」として、別会場で別団体が開催しました。事前予約制で参加は無料です(2日目は午後に整理券なしの受付も行われました)。


会場が「横浜みなと博物館 特別展示室」と別会場になったことに加え、まず受付会場に行く必要があり、スタッフに誘導してもらって会場入りしなければならない、会場の電波状況が悪くキャッシュレス決済がかなり厳しいという難点もありました(分かりにくさはスタッフを多く配置し、キャッシュレス決済に関しては事前にメールで告知していました)。今回は7社が参加と、少々少な目です。

昨年のCP+2023では、密対策として入場者数を大幅に絞っていた関係で、行列が過去最大級となっていました(参考記事:「【CP+2023】初日が祝日で大行列! アウトレットのお買い得品が熱かった」。PAFでは事前予約制ということもあり、会場そのものの混乱はなく、その点はよろしかったと思います。

ちなみに、キオクシアのアウトレットメモリーは昨年同様Kenko Tokinaが販売。初日の昼過ぎには、高性能microSDXCカードが軒並み売切れでした。
一方、同一ブランドのSDカードはまだ販売中で、1TBカードも残っていました。1人10品限りの制限も当日解除されていました。

ちょっと面白い商品としては、東芝のBluetoothスピーカーもあり、「ああ、東芝はBluetooth SIGでも活躍したなぁ」と思い出させてくれました。

値段付けで少々面白かったのは、C4クラスのmicroSDHC4GBが100円、8GB/16GBは200円に対し、「microSDカード」1GB 500円/2GB 1000円となっていました。古い製品の場合は容量の小さなSDカードしか使えない機器もあるのでそれなりに需要がありますが、知らない人からすれば「容量1/8で値段5倍ってナニ?」と思ったでしょう。

ほかにも交換レンズ、三脚やフィルターなどのアクセサリー、左手用入力デバイスのアウトレット品があり、結構にぎわっていました。


来年以降もCP+でアウトレットセールを実施するかどうかは不明ですが、PAFのアウトレットは2023年にも開催されており、今後も継続するようです。