俳優の山崎賢人(※崎はたつさき)が主演を務める映画『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)の新キャスト情報が25日、明らかになった。

前作『運命の炎』から続く隣国・趙(ちょう)との国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれる最新作。


前作に引き続き、天下の大将軍を目指す主人公・信役の山崎、中華統一に挑む若き秦国王・エイ政役の吉沢亮、軍師見習いとして励む河了貂役の橋本環奈、飛信隊の副長として信とともに戦う羌カイ役の清野菜名、秦国・総大将として戦地に舞い戻った大将軍・王騎役の大沢たかおらキャスト陣が続投、佐藤信介が引き続き監督を務める。

敵国・趙のキャスト陣には、過去に王騎と馬陽の地で因縁の戦いを繰り広げた自らを“武神”と呼ぶ趙国の真の総大将・ホウ煖(吉川晃司)、決して戦の場に姿を現さないが他の追随を許さない存在感で戦局を見守る謎多き軍師・李牧(小栗旬)、万極(山田裕貴)や、趙荘(山本耕史)などの趙軍の猛者達が今作でも登場。互いの存亡をかけた一世一代の戦いを繰り広げる。
○■王騎とホウ煖の“過去の因縁”に深く関わる謎多き武将・摎のキャスト情報解禁

今回、明らかになった新キャストでは、王騎とホウ煖の“過去の因縁”に深く関わる、謎多き武将・摎(きょう)役に新木優子が決定。かつて「戦神」と呼ばれた伝説の秦王・昭王(しょうおう)によって、戦の自由を与えられた“秦の六大将軍”王騎を含む六大将軍は中華全土にその名を轟かせていたが、その中でも敵を滅するまで攻撃を緩めない苛烈な戦いぶりで知られたいた将軍・摎は、わずか数年で六大将軍になるほどの戦の天才だったが、その素性は昭王によって語ることを禁じられていたため多くが知られていなかった。

また、秘められた摎の素性、そして王騎とホウ煖の9年前の真実に迫る最新映像も公開。
仮面の下から現れた摎の麗しい素顔から一変、猛々しく剣を振りかざす姿に思わず目を奪われる映像になっている。さらにあわせて解禁されたビジュアルでは、瞳に強い意志を宿し、騎馬で戦地を奔走するたくましい摎の姿が切り取られている。

コメントは以下の通り。

○■新木優子

第1作目を劇場で観て、役者の皆さんのそれぞれの役に対する熱量、世界観や映像の美しさに「劇場で見てよかった!」と、とても感動した作品だったので出演が決まった時は本当に心から嬉しかったです。摎は秦国六大将軍の1人ということで、馬に乗りながら殺陣に挑戦するシーンもあり、乗馬と殺陣のお稽古が難しくもとても楽しく、作品の中でどう描かれているのかとても楽しみです。公開されることを私自身ずっと心待ちにしていました。
その日まで楽しみにしていていただけると嬉しいです。
○■佐藤信介監督

新木優子さんのみずみずしく透明な輝きが、この殺伐とした戦いの世界に一条の光を当てています。その一瞬の美しい閃きが、物語の激しさと闇を生む。新木さんご自身の可憐な透明感が、これほどの激しさを生み出すとは。ぜひ劇場で目撃してください。
○■松橋真三プロデューサー

いよいよ盛り上がってきた『キングダム 大将軍の帰還』では、王騎の過去に深く関係する重要な人物、摎が登場します。
詳しく話すことはできませんが、摎には、気品と聡明さ、そして主人公・信にも共通する真っすぐに正面を向き夢を語る強さが必要で、これを全て表現できるのは新木優子さんだと思い、オファーさせていただきました。この激しく胸を打つ感動的なドラマをぜひ劇場で体感してください。お楽しみに!

【編集部MEMO】
映画『キングダム 大将軍の帰還』は、『キングダム』シリーズ第4弾。原作は2006年1月より『週刊ヤングジャンプ』にて連載を開始し、現在までに単行本は70巻まで刊行され累計発行 部数が、集英社青年マンガ史上初となる1億部(2023年11月時点)を突破している。

(C)原泰久/集英社 (C)2024映画「キングダム」製作委員会