同作は、2021年に出版されビジネス小説としては異例の14万部を突破した同名小説の実写化作。
○■GACKT、唯一話しかけてくれた高嶋政宏との会話が原因で「他の方は誰も……」
武内監督とは、映画『翔んで埼玉』でもタッグを組んでいたGACKT。今作の出演オファーがあった際には「話も聞かないで断ったんですよ」と話し、会場を驚かせる。「そこから信長役と聞いて、『ちょっと話を聞いてもいいですか?』というところから始まり、武内監督がいちばん求めているものってなんですかという話をしたら、『今までの映画・ドラマで演じられてきた他の織田信長よりもいちばんかっこいい信長をやってほしい』と言われた。
撮影現場では、武内監督の行動が気になったそうで「武内監督は褒めてくれるんですけど、褒め方が下手すぎる」とチクリ。「カットがかかると、『無駄にかっこいい!』『本当無駄にかっこいいわ~』と。無駄って要ります?」と苦言を呈し、笑いを誘っていた。
一方の武内監督も撮影を振り返り、「ミステリアスな織田信長を演じてほしいとお願いしていて、現場でも異様に怖くて、GACKTだけが1人浮いていました」と回顧。GACKTも「キャラクター的に、『他の共演者の方と仲良くなっちゃいけないのかな』とか僕なりに感じていた。