日商エレクトロニクスは5月1日、4月30日開催の取締役会において、2024年6月6日開催予定の定時株主総会で定款の一部変更が承認されることを条件として、商号(社名)を「双日テックイノベーション株式会社(英文表記:Sojitz Tech-Innovation Co.,Ltd. )」とすることを決議したと発表した。

○社名変更の理由

同社は2022年に「ICTで未来を拓く先駆者」をありたい姿に掲げ、顧客の潜在的な課題を見いだし、共に新しい価値を創造すること、そして、当たり前を疑う新たな発想力で、自らも変革しながら、顧客と共にイノベーションの実現に取り組んでいる。


こうした中、親会社の双日は、2024年度より開始する中期経営計画において、「Digital in All」のコンセプトのもと、デジタルによる価値創出、収益化を重要施策として掲げている。これまで以上に双日との協業を促進し、当社ありたい姿の実現、これに向けた変革を加速させていくという強い意志を示すべく、商号変更の決断に至ったという。
○新社名に込められた想い

新社名は、親会社の商号「双日(Sojitz)」に、「テクノロジー(Technology):技術」と「イノベーション(Innovation):革新」を組み合わせたもので、ありたい姿で掲げた「ICTで未来を拓く先駆者」の実現へ強い意志が込められている。

同社は、この新商号の下、双日のデジタル戦略の中核会社として、長年培ってきた経験と技術力をベースに、さらに進化するテクノロジーの可能性を信じ、活用することで、新たな価値を生み出し、顧客のビジネスや社会の在り方の変革に向けた取り組みを加速していく構え。