同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。
○■桜田ひより、『バジーノイズ』での苦悩明かすも「今となっては最高の夏」
今回の舞台挨拶には、今作の原作コミックを手掛けたむつき氏も参加。5月2日に行われた前夜祭イベントで、サプライズでむつき氏からの手紙が読まれた話題になると、手紙に涙してしまった桜田は「なんかあったっけ……?」とおどけた表情で笑いを誘う。
サプライズを振り返り、桜田は「びっくりしちゃいました! そのときはいろんな感情があったんですけど、家に帰ってからふと振り返ったときに『あの涙はどこから来たんだろう』と思って。自分が潮ちゃんと向き合っていた去年の夏というのは本当にすごく濃密な濃い時間でした」と話す。続けて「潮ちゃんに自分自身を投影していた部分もあって、もがいてた夏だったのが、むつき先生の言葉ですべて救われた。自分が成長するために必要なものだったし、この作品が私にとって本当に大切な大切なものだったんだなって改めて思えたそんな瞬間でした」としみじみと語った。
撮影当時には苦悩もあったそうで「潮ちゃんの気持ちに寄り添いすぎて、自分がわからなくなってしまったりとか……」と回顧しつつ、「今となってはほんっとうに最高の夏だったなと思います!」と笑顔を見せた。