KDDIが「Google メッセージ」をAndroid端末に標準採用、RCSの普及・拡大に意欲
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KDDIは5月16日、「Google メッセージ」アプリを今後同社が発売するAndroid端末の標準アプリとして追加採用すると発表した。

Google メッセージは、RCS（Rich Communication Services）に対応するメッセージアプリ。
RCSはSMSを拡張しリッチコンテンツも扱えるようにした電話番号ベースのコミュニケーション手段として、業界団体のGSMAが策定した国際標準規格である。

KDDIはGoogle メッセージの採用理由について、「Googleが表明しているグローバル標準のRCSの普及・拡大や魅力化の取り組みに賛同し、今後、AIなどの技術を活用し、メッセージサービスのユーザーエクスペリエンス向上を目指していく」と説明している。

一方で、日本国内においてはKDDIをはじめとする各社がRCSベースの「＋メッセージ」というサービスを通信事業者同士の垣根を越えて推進してきた。共存の可能性を含め、今後の動向に注目したい。
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