女優の石原さとみが、18日に都内で行われた映画『ミッシング』(5月17日公開)の公開記念舞台挨拶に中村倫也青木崇高、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)とともに登壇した。

同作は、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)によるオリジナル作で、とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。
娘が行方不明になった時、母・沙織里(石原)はネット上で誹謗中傷の投稿がなされ、苛立ちを募らせていく。さらに日が経つにつれ、夫・豊(青木崇高)との温度差も感じ始め、言動も次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまう。一方、地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)には局上層部の意向で、視聴率獲得の為に世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。
○■石原さとみ、『ミッシング』公開記念舞台挨拶に登場

イベントでは、同作の内容にちなみ「最近優しさを感じたでき事」について、キャスト陣がトーク。石原は「プライベートなことでいいですか……?」と切り出し、「自分の子どもの身長に合ったぴったりサイズの机が欲しかったんです。
ベストなものがどこにも売ってなくて、その話を義理の両親にしたところ、子どもの誕生日に角が丸くなっている高さもぴったりの名前入りの机を手作りで作ってくれまして!」と話し、会場を驚かせる。

DIYが趣味ということは知っていたそうだが、「木から削って切って作ってくれた。私はそこにあふれるほどの優しさを感じて、本当に驚いたんです。子どもはずっとそこで食べたり飲んだりしてます。すっごく嬉しかった」と明かした。

この話を聞いた中村が「俺にも言ってくれたら作れたのにな……」とこぼす。
「ウソ(笑) え~!! 先に言えばよかったです~」と中村の話を冗談半分に聞いていた石原だったが、その後も中村が「結構家具とか作る。よくホームセンターでツーバイフォーの板とか買って、エレベーターに斜めにして入れて……」と語り続けると、「本当にやっている?」と驚きの表情を見せていた。

本当にDIYをするという中村は「文庫、新書、DVD、ブルーレイ、でっかい新装版のマンガとかサイズが全部違うのがぴったりはまる棚とかを作ったり……」と意外な一面を明かし、「今度親御さんと張り合いにいきます。うざいだろうね~、そんな共演者!(笑)」と笑いを誘った。