女優の永野芽郁が、25日に都内で行われた映画『からかい上手の高木さん』(5月31日公開)の中学生限定試写会に高橋文哉とともに登場した。

同作は月刊漫画雑誌『ゲッサン』(小学館)で連載された山本崇一朗氏によるコミックの実写化作。
原作の中学時代から10年後を舞台に、教育実習生として母校へ帰ってきた高木さん(永野芽郁)と、母校で体育教師となった西片(高橋文哉)の新たなからかいの物語を描いている。

永野芽郁、中学生時代を回顧「お仕事で遅刻や早退をしても……」


中学生約200名の前にサプライズで登場した永野と高橋。イベントでは、2人の中学生時代の話題に。永野は「中学校が大好きすぎて、お仕事で遅刻や早退をしてもギリギリまで学校にいたい人でした」と当時を回顧。「とにかく授業と授業の間の10分休憩が好きでした。お手洗いに行ったり、次の授業の準備を終えて残りの時間にどれだけ楽しく遊べるかということを常にやっていました」と話した。


その時間に1番やった遊びについて聞かれると、「絵しりとり」と回答。「本当は黒板でやりたいんですけど、次の授業のために当番の人が綺麗にしてくれているのでノートに書いて……うっかり授業のときまで続いちゃうこともあったりして……良くないのはわかってるんですけどね(笑)」とおどけたポーズを見せ、会場を盛り上げた。

また、「もし中学生に戻れるとしたらやりたいことは?」という質問が寄せられると、永野は「本当に授業中だけはちゃんと勉強するべきだった」と答える。これには高橋も「僕もそう思います」と深く頷いて同意した。永野は「いま中学生の皆さんが『授業めんどくさいな~』と思うこともわかるの! そうなんだけど、大人になったときに『授業中だけは集中して1時間やればよかった』って思います」と力説。「自分たちが学生から社会人になってようやく、学生のときに大人たちが『今のうちに勉強しておきなさい』と言ってくれた意味がわかりました。
あのときは『ええ~、大人はいつも勉強しろって言ってくる』と思っていたけど、ようやく『こういうことか……』とわかるようになりました。がんばれ……!」と中学生にエールを送った。